操作性◎ ミスにも強い!ブリヂストン2022年最新モデル「221 CB アイアン」

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2022年ブリヂストンからツアーモデルの本格派「Bシリーズ」のアイアン3モデルが発表されました。

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、ブリヂストン「221CB アイアン」を試打していただき、その特徴やおすすめユーザーについて解説していただきました。

ブリヂストン Bシリーズ アイアン

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この221CBのアイアンはシリーズになっていて、今回ご紹介する221CBアイアンの他に「222CB+ アイアン」と「B-Limited 220MB アイアン」の3モデルがラインナップされています。

221CB アイアンの特徴

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今回のブリヂストンのアイアンは設計でしっかり作り込んだモデルです。非常に私好みの軟鉄鍛造(S20C)の混じりっけ無しの一枚ものです。軟鉄鍛造のアイアンは打感もよく、打っていて楽しいものが多いんです。

グラビティコントロールデザインという、厚みを変えて最適重心化した設定になっています。

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221CBは5番・4番の長い番手をデュアルポケットキャビティ構造で、ヒールよりとトゥよりに分けて少しポケットキャビティ化してます。芯の真ん中だけは残しています。

この構造は、222CB+アイアンには全番手に搭載されているんです。真ん中の芯で打ったときは、中央部が肉厚で打感の良さが得られます。芯を外したときはデュアルポケットキャビティの効果で、サイドスピンを抑えて球を上げやすくするようなミスへの強さの工夫をしています。

これが221CBの4番・5番に少し小さめのものが付いています。全部のアイアンにやってしまうと操作性が消えてしまうからだと思います。少し小さめにしてミスへの許容性を上げて、方向性・操作性も失わない設計になっています。

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その他、ツアーコンタクトソールが搭載されています。リーディングエッジをカットして地面に刺さりにくくして、トレーディングエッジ側もカットして丸みを持たせることで抜けのよさを追求してます。この辺はプロの要望から作られているものだと思います。

実際にカットしないで残していると、芝で打ったときかなり変わってくるので実戦的な技術かなと思います。

221CB アイアンのロフト設定

今のアイアンのロフト設定は7番で30°くらいで、立ち気味のものが多いのですが、この221CBの7番アイアンで32°の設定になっています。

ある程度寝ている方が操作がしやすくなるので、そこも考慮の上で221CBアイアンはロフトを立てない設計にしたのだと想像しています。

221CB アイアン:試打した印象

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3モデルを比較しながらコースで試打しましたが、この221CBは操作感・ミスへの強さ・フィーリングとも非常にバランスがいいです。

B-Limited 220MB アイアンはフィーリングとか操作感は私の好みだったんですが、「試合で良いスコアを出さなければいけない」と言われたら、221CBアイアンの方が結果を出しやすいアイアンだと思いました。

今年の下半期に完全なマッスルバックはおそらく他に出ないと思うので、ちゃんと皆さんが手に入れやすいモデルで考えると、下半期の推しアイアンは221CB アイアンになると思います。それくらいよくできているし、バランスのいいアイアンです。

221CB アイアン:おすすめユーザー

おすすめは、フィーリングを重視する、操作性も欲しい中・上級者でしょうか。ある程度フィードバックのあるアイアンの方が、自分がうまくなるヒントもたくさん得られるので、上達志向の強い方はこういうアイアンをぜひ使ってもらいたいです。

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ブリヂストンのアイアンをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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