【全米女子オープン優勝】笹生優花プロのメジャー2勝目を支えたクラブセッティング
笹生優花プロのクラブセッティング
他のAi SMOKEシリーズのクラブ同様、トリプルダイヤモンドにもゴルファーのスイングデータを元に設計されたA.I.SMART FACEが搭載されています。ジェイルブレイクはなく、360°のカーボンシャーシやソール側の2つ(フェース側約2gとバック側約19g)のスクリューウェイトは引き続き採用されています。
ヘッドサイズは他のモデルよりも小さくヘッド体積が450ccとなっていて、見た目からして少し小ぶりになっています。
重心が少し前にあるので、Ai SMOKE MAXよりも振り抜きやすく、ヘッドスピードが上がりボール初速も速くなっています。そのうえ、A.I.SMART FACEで球も曲がりづらくブレづらくなっています。
ヘッドはとてもオーソドックスで、平均的なサイズでフェースは少しシャローです。打つと球が上がりやすく、特につかまることもなくストレート弾道が基本のモデルです。
パラダイムは番手が豊富なのも特徴で、3番から11番まで用意されています。フェアウェイウッドが得意でショートウッドを多く使いたい人におすすめです。
左へのミスを消してくれて、程よいスピンを入れて、200ヤード前後のわりと長い距離を上から狙える、パワーヒッターのお助け感のあるユーティリティです。パワーがあって7番や9番のショートウッドだと、球が上がりすぎて使いづらいというゴルファーなら、ちょうどいい球の高さ、強さが打てるクラブです。
APEX CBアイアンは、軟鉄(S25C)鍛造の一枚物のヘッドになっています。ぶっ飛ぶ感じではないんですけど、とても球持ちがよくてコントロールしやすいクラブに仕上がっています。
打感も軟鉄鍛造の切れ味鋭い感触で、わりとボールに当たった音は高めの音がしますが、手に伝わってくる感触は柔らかいです。インパクト時の音で距離感や弾道イメージをするような、感覚の鋭いプレーヤーに好まれるクラブではないかと思います。
APEX MBアイアンは7番で34°のロフトなので、APEX CBアイアンと同じですが、ルックスとソールもシャープな感じです。タングステンプレートが、番手ごとに適した弾道の高さやスピン量、ツアープレイヤーが望むレベルのスイートエリアの拡大などに貢献しています。バッチされた形状で中はくり抜いてるので、見た目よりは難しくなくて球が上がりやすいのも特徴です。
打感はMBですが、CBと同じような感触を味わえます。マッスルバックの方がコントロールしやすいゴルファーにとっては心地いいアイアンに仕上がっていると言えるでしょう。
FORGEDモデルは日本やアジアのプロの要望を受けて開発されました。フェース面のヒールまではしっかりメッキがかかってますが、ヒールからトゥ側のフェース面はノンメッキで、打感も伝わりやすくスピンもかかりやすい仕上げになっています。マイクロフィーチャーという溝と溝の間に小さな凸部を斜めに配置して、ノンメッキ仕上げと共に強烈なスピンを生み出す技術になっています。
58°と60°のモデルには、トゥ側に2つのタングステンウェイトを配置(※54°と56°モデルはトゥ側1つのウェイトを配置)して、重心が適正位置にくるように調整されています。
JAWS RAWより少し軽量になっていて、クラブバランスが1ポイント落ちています。重すぎるとヘッドの慣性が強くなり細かい操作がしづらいところもあるので、軽量化し操作性を向上させた仕様になっていると言えるでしょう。
CHROME SOFT Xボールの後継モデル。飛距離性能とグリーン周りでのスピン性能を高い次元で両立した、プロや上級者に向けたツアークオリティのボールです。
ソフトなフィーリングのなかに、ややしっかりとした手応えも伝わってくる打感が特徴。前作のCHROME SOFT Xボールと比較すると、とくにロングショットにおけるボールスピードと、アプローチにおけるスピン性能が大きく向上しています。
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