【高知競馬 5R 黒船賞 予想】サンライズホークが重賞V4へ

情報提供:オッズパーク

写真は前回優勝馬シャマル 【提供:高知県競馬組合】

(ケイバブック 對馬大樹)

【中央所属馬の評価】

(4)サンライズホークは昨年のサマーチャンピオン(佐賀)で重賞初制覇を決めると、兵庫ゴールドトロフィー(園田)、かきつばた記念(名古屋)も優勝。目下、ダートグレード競走3連勝と絶好調だ。地方の小回りコースとの相性も良く、1400メートルの距離もベストといえる。重賞4連勝が有力。

(2)シャマルは休み明けの根岸Sでは接触する不利があり不本意な結果に終わったが、前走は好位で渋太く食い下がり小差4着。復調が窺える内容だった。休み明け3戦目で舞台は昨年優勝した黒船賞。あのイグナイターを破った走りに今回は期待したい。

(11)ヘリオスは3年連続3度目の黒船賞挑戦になるが、過去2年は2・2着。あと一歩のところで優勝を逃しているが、地力はこのメンバーの中でも上位の存在。今年は横山武史騎手が手綱を取るが、東京でオープン特別を勝っているので不安はない。初タイトルを狙う。

(7)マルモリスペシャルは阪神ダート1400メートルのギャラクシーS(オープン)を快勝。兵庫ゴールドトロフィーは4着敗退も優勝したサンライズホークと0秒2差の接戦だった。ここ2戦の内容と今のデキなら、今回の相手でも上位争いして不思議でない。

(1)レディフォースは3勝クラスを勝ったばかり。オープン初挑戦が重賞と条件は厳しいが、ここまで6戦4勝と底が割れていないように素質十分。全4勝中、3勝が今回と同じ1400メートルだし、4歳牝馬で54キロでの出走も魅力。キャリアは浅いが、大穴で一考。
【他地区所属馬の評価】

(10)タイガーインディは昨年の兵庫ゴールドトロフィーでは9着完敗。優勝したサンライズホークに1秒2も離された。前走、兵庫ウインターカップを完勝したが、今回のメンバー相手では力量的に掲示板が一杯か。

(3)ヒロシゲウェーブは昨年の黒船賞10着。今年のかきつばた記念10着。ダートグレード競走に挑戦した2回がいずれも二桁着順に終っている。ここも強敵揃いだし、力不足は否めない。

(6)メルトは前走のかきつばた記念はついて行けず後方からの競馬。最後バテた馬を交わしただけで6着が精一杯だった。今回もスピード上位の中央馬が相手だけにどこまで詰め寄れるか。

(12)ルヴァンの近況は地元戦でしんがり負けの連続。追走するだけで精一杯と内容も悪すぎる。遠征してこのメンバーでは今回も苦戦は免れない。
【高知所属馬の評価】

(8)ヘルシャフトは中央在籍時の成績は6戦3勝。伏竜S(3歳オープン)ではテーオーケインズを破って優勝しており能力は確か。高知移籍後の活躍も素晴らしく、目下地元重賞2連勝中。好メンバーが揃ったが、中央勢に割って入ればこの馬か。

(9)モダスオペランディは地元馬同士では上位争いしているが、昨年の黒船賞では優勝したシャマルから1秒5離されての7着。中央勢相手では力量差があるだけに勝ち負けまではどうか。

(5)ガルボマンボは昨年の黒船賞では地元勢最先着の6着だったが、上位勢とは決め手の差がはっきり。前哨戦の内容からは、昨年以上のデキとは思えないだけに今年は強気になれない。
【解説者の予想】

 かきつばた記念を優勝して重賞3連勝を達成した(4)サンライズホーク。地方の小回りコースも合うし、同馬のスピードなら今回も押し切れるとみた。M・デムーロ騎手との相性も良く、重賞V4へ。相手は昨年の黒船賞1、2着馬(2)シャマルと(11)ヘリオスに期待。前者は前走が復調を示す内容で今回更に前進が見込めそう。後者は1400メートルの距離適性が高く、高知の馬場も得意だ。あと、(8)ヘルシャフト、(7)マルモリスペシャル、(1)レディフォースも今のデキなら圏内可能。

◎(4)サンライズホーク
○(2)シャマル
▲(11)ヘリオス
△(8)ヘルシャフト
△(7)マルモリスペシャル
△(1)レディフォース
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