【笠松競馬 9R ジュニアグローリー 予想】前走圧巻のスティールアクターを素直に信頼

情報提供:オッズパーク

今年から笠松競馬で新設された3歳重賞、第1回ジュニアグローリーを制するのは?(写真はイメージです。笠松競馬場の実際とは異なります) 【写真:アフロスポーツ】

(全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康)

 笠松競馬4日目は3歳オープンの第1回ジュニアグローリー。今年から新設された1400mの重賞だが、第1回からなかなか豪華な顔ぶれとなりそう。注目はデビュー5連勝で2歳重賞戦線を引っ張ったワラシベチョウジャが復帰戦でどんなレースを見せてくれるかだ。6連勝を狙ったジュニアキングでは5着に終わったが、連勝の疲れや初距離、テンからリズムに乗れなかったなど敗因は多く考えられるし、陣営もさほど気にした様子はない。ここへ向けての乗り込みは順調で休養効果に期待。

 ただ、勢いや充実度では名古屋・角田厩舎のスティールアクターミトノユニヴァースの2頭が上か。前者はスプリングカップ、後者はライデンリーダー記念勝ちなど、どちらも重賞での実績は十分。とくにスティールアクターの前走は好位キープから楽々と後続を突き放す文句なしの快勝劇。能力は相当高そうだ。

 クリスタライズは2走前に1分27秒1とミトノユニヴァースがライデンリーダー記念を勝った時から0秒1しか遅れていない時計をマーク。前走で距離メドもついたし、控える競馬ができたのは収穫。この他にも2月に連勝と勢い十分のタイセイマロン、約5カ月ぶりながら素質は前述馬たちとも劣らないキスリングもいて、目が離せない一戦となりそう。
◎(10)スティールアクター 門別でデビュー戦を快勝。その後、勝ち鞍こそないものの、オープンでも3着など堅実に走っていた。昨年12月に名古屋へ移籍後は5戦4勝。とくに前走スプリングカップでは早めに抜け出して、直線も後続を寄せ付けない強烈な勝ちっぷり。現時点での完成度で他を一歩リード。

○(3)ミトノユニヴァース 前走スプリングカップではスティールアクターから0秒8遅れた4着。ただ、位置取りの差が出た面はあり、ラストの伸び自体は悪くなかった。2走前の新春ペガサスカップではスティールアクターに0秒6先着しているし、ライデンリーダー記念勝ちと笠松コースにも自信を持っている。
▲(7)ワラシベチョウジャ デビュー5連勝と2歳重賞戦線をけん引した素質馬。前走で連勝は止まったが、渡邊騎手が負傷欠場中で中間の乗り手が変わったり、レースでもテン乗りと、そのあたりの影響は少なからずあり万全の出来ではなかったかも。ひと息後だが、速い時計を3本消化しており初戦から好勝負できるとみた。

△(12)クリスタライズ 門別のデビュー戦で0秒6差の快勝。その後のウィナーズチャレンジでも4、5着などレベルの高い活躍をしてきた馬。笠松転入当時は波に乗り切れなかったが、2走前には1分27秒1とこの時期の3歳馬としては出色の好タイムをマークし、前走ゴールドジュニアでは時計差なしの2着に健闘。ここへきて着実に地力をつけている。
x(9)タイセイマロン 中央では4戦して5着が最高。笠松でも転入初戦こそ圧勝したが、その後は5走して4着が最高と成績はひと息。それが2走前から積極策を試みるようになってから走りが一変してポンポンと連勝。今の勢いがあれば重賞でも要注意だ。

x(8)キスリング 門別デビュー。3走目で初勝利を挙げ、昨年9月に笠松に転入。初戦を1秒4差で逃げ切ると、2走目では出遅れながも後方から追い込んでワラシベチョウジャと0秒3差の2着と素質の高さをアピール。約5カ月ぶりのぶん割り引きは必要だが、能力は互角。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

地方競馬・競輪・オートレースの投票ができるサービスです

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント