【笠松競馬 9R ブルーリボンマイル 予想】記念すべき第1回の覇者はどの馬か? 近況の充実度ではグレースルビーが優勢

情報提供:オッズパーク

記念すべき第1回目のブルーリボンマイルを制するのはどの馬か?(写真はイメージです。笠松競馬場の実際とは異なります) 【写真:アフロスポーツ】

(全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康)

 今日の笠松メインは4歳以上。牝馬オープンのSPI・第1回ブルーリボンマイル。門別からウワサノシブコ、大井からジュランビルグレースルビーが参戦してきたが、どれも全国交流レベルで通用する実力馬ばかり。中でもグレースルビーは前走のクイーン賞で中央勢を相手に積極的な競馬で5着に健闘。地方馬限定のこのメンバーなら一気に押し切っても不思議はない。

 ジュランビルは中央在籍時にはオープンまで駒を進め、大井に転じてからも昨年4月に佐賀・ヴィーナスカップを勝つなど、全国の牝馬重賞で活躍。今回は昨年11月以来の競馬になる点がどうかだが、力量的には互角以上だ。ウワサノシブコも3歳時に浦和・ユングフラウ賞を勝っているし、5歳になった昨年もノースクイーンカップ2着など実績は十分だ。

 これら強力な遠征勢を迎え撃つ東海公営勢では名古屋のコンビーノが有力。前走は名古屋を代表する牝馬であるセブンカラーズにマークされる展開ながら、最後は差し返す勢いを見せての2着。近況の充実ぶりは目を見張るものがあり、各地の強豪が相手でもヒケは取らない。笠松勢ではネオアマゾネスに期待。前述4頭に比べると実績的にやや劣るが、転入初戦の前走よりもさらに攻め馬の動きはアップ。体調面のよさで一角崩しを狙う。
◎(4)グレースルビー 中央デビュー後、7戦目となる3歳6月に初勝利を挙げ、2勝クラスまで出世。昨年2月に大井へ転じ、10戦2勝、2着1回、3着2回。好走と凡走を繰り返すムラな面があったが、前走では中央の実力馬に早めに絡まれながら5着に粘る健闘を見せた。今の充実度があれば、ここでは力上位とみる。

○(5)コンビーノ 前走のトライアルレースでは8戦全勝中であり、東海公営屈指の牝馬セブンカラーズにマークされながら2着。直線ではもう一度盛り返す脚を見せており、ここへきて着実に力をつけていることを証明した。これを物差しにすれば地方全国交流のここでも力負けするとは思えない。
▲(6)ジュランビル 中央では芝を中心にオープンまで出世した実力馬。2022年6月に大井に転じてからも、昨年4月に佐賀・ヴィーナスカップを勝つなど、全国の重賞戦線で上位争いを演じてきた。今回は昨年11月以来になるが、前述の佐賀で勝った時が約3カ月半ぶり。鉄砲実績はあるだけに初戦から好勝負できそうだ。

△(10)ウワサノシブコ 門別でデビューして4戦目に初勝利。その後は浦和に転じてユングフラウ賞勝ちを含め3勝をマーク。また、ロジータ記念2着と牝馬戦線で上位の実績を残してきた。4歳8月に門別に移籍後は重賞勝ちこそないものの、A1クラスで勝つなどオープンで活躍。昨年11月以来になるが、実力的には無視できない存在だ。
x(2)ネオアマゾネス 中央では3走していいところがなかったが、その後は高知と金沢で通算11勝。昨年6月に名古屋に転じてからは勝ち鞍がなかったが、笠松への転入初戦となった前走のプリマヴェーラオープンで3着。名古屋の実績以上の走りを見せ、当地との相性の良さを感じさせた。中間の気配はさらに上向きで警戒が必要。
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