【人気】ギア好きクラブフィッター小倉さんが話題のボイスキャディ「SC4」を使ってみた

スポナビGolf

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クラブフィッター小倉勇人さんに、最近ゴルフ上達の必修アイテムになりつつある弾道計測器の中で、特に話題を集める「ボイスキャディSC4」を試していただき、その特徴を詳しく解説していただきました。

弾道測定器について

弾道測定器ガーミン「Approach R10」が登場して以来、ポータブル弾道測定器がずっと売れ続けているそうです。

自分で測定する弾道測定器を持つことが普通になってきて、ゴルフ上達のための必須アイテムみたいになりつつあります。「SC4」をはじめ、手軽な価格で買えるようになってきたのも大きいポイントでしょう。

ボイスキャディSC4の使い方と主な機能

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測定する際は、後ろを開き飛球線の後方1.5mに配置するだけです。

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配置しての起動確認は緑色のランプで教えてくれます。その状態で打つと計測器自体にデータが出るのでその場で見ることもできます。

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アプリで画面を確認し、データを蓄積することもできます(※アプリはiOSデバイスのスメートフォン/タブレットのみの対応)。

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いまはトータル飛距離が表示されていますが、キャリーに切り替えることもできます。球の落ちどころの安定感も調べることができます。

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次がLaunch Direction(打ち出し方向)です。

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スイングスピードも確認できます。

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ボール初速もチェックできます。

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Smash Factor(ミート率)も見れます。

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Launch Angle(打ち出し角)も表示されます。

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ボールがどこまで上がったかがわかる、Apex(最高到達点)もチェックできます。

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最後がスピン量になります。これら数字をチェックすれば、自分がなにで飛距離をロスしているのか、ミスの傾向が分かります。

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前作のSC300iは2つのドップラーレーダーセンサーを搭載していましたが、SC4では3つに増え、2次元的計測から3次元的計測を実現しています。

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飛んで行く球そのものの数値が出るので、どうしてもコースボールと練習場で使うレンジボールとの差は出てしまいますが、細かく補正を調整できます。ボール初速や飛距離をパーセンテージで上げるのはもちろんですが、打ち出し角だけなど細かい部分も調整できるので、使っていくと自分のコースボールとの差も分かってくるでしょう。その辺を細かくインプットすればより実戦的な練習ができると思います。

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操作は非常に簡単です。画面が大きくて見やすいですし、後ろにリモコンが収容されていて、取るとリモコンが独立します。

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打席の後ろに配置したままリモコン操作で、クラブの変更や調整、モードを切り替えてアプローチの練習も簡単にできます。いちいち本体をイジらなくてもいいので非常に扱いやすいです。

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さらにアプリに連動しているので、画面で実際に蓄積したデータが弾道図でみられるようになってます。10球打ってどれくらい散らばるのか、縦の距離はどれくらいロス率があるのかなども一目で見ることができます。

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自分のゴルフを分析してより上達につなげるのももちろんですが、データを見てこの辺練習しなきゃダメだなと言いながらお酒の肴にするのもいいかもしれませんね。

どうしても練習場で同じクラブをただ打っていると、打っているだけで満足してしまい、効果的な練習になりづらいところがあります。数字で可視化すると1球1球の意識が高くなるので、弾道計測器があると練習の質も上がると思います。

弾道測定器のおすすめユーザーと注意点

弾道測定器を使うなら、個人的には、スコアが90を切ってさらに球の質や精度、上達を目指すような人におすすめします。

スコアで100を切れない人は、弾道測定などの数字にこだわらない方がいいと思います。数値の弾道や飛距離などにとらわれ過ぎると、それが目的になってしまうため、上達とは別の方向に意識がいってしまうからです。まだスイングが固まってなかったり改善すべきところがあると思うので、数字を追いかけるのはある程度スイングが固まり、ミート率が高まってからの方がいいでしょう。

まとめ

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今は練習場自体に弾道測定器が付いているところもあります。数値が分かるようになると、練習の1球1球を大事にするように打つようになるので、飽きなくなってくると思います。しっかり身につく正しい練習をするためには、ある程度数値を把握していた方が集中力も増して練習の質も上がってくると思います。

値段的にも今はドライバー1本ぐらいの価格で弾道測定器が買えるようになってきたので、ゴルフに対するやる気がほしい人や刺激がほしい人は、自分の今まで見えなかったところを見つめるために購入してみるのもいいかもしれません。ぜひ使って体験してみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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