【姫路競馬11R 白鷺賞 予想】ツムタイザンVSラッキードリーム、一騎打ち!

情報提供:オッズパーク

写真は前回優勝馬ヒストリーメイカー 【提供:兵庫県競馬組合】

(ケイバブック  伊藤 孝平)
 
 ツムタイザンの前走は内で包まれ続けて脚を余し、ラッキードリームの前走は蹄を気にして能力をフルに発揮できずと敗因は明らか。ツムの今回は大外枠でスムーズな競馬が可能、ラッキーの今回は不安なく万全の仕上がり、ならば一騎打ちとなるだろう。間に入る可能性があるとすれば、昨年の同レース3着馬である高知グリードパルフェか。
◎(11)ツムタイザン…新春賞は好位インにうまく取り付いたが、結果的にはそれが仇となり終始包まれる展開になり脚を余した。それだけに見直しは十二分に利くし、包まれる心配の少ない大外枠も好材料と言えるだろう。最終追い切りは少し時計が掛かっているものの、深めの馬場状態での大外回りを考慮すると何ら問題なし。気配や馬体も上々で引き続き好状態キープ、ここは巻き返しの一戦となるだろう。

〇(9)ラッキードリーム…園田金盃は本来の伸びを欠いて上位2頭に離される3着と、本来の力強い伸びを欠く敗戦。前走時は蹄を気にしつつの調整となっていて、それが影響したのは明らか。ただ、この度は馬体や動きが本来のモノとなっている印象で、前走以上は明らかと判断できる。あとは輸送とゲートの駐立、ここをスムーズにこなせるかどうか。それでも仕上がりの良さから、多少の影響なら弾き飛ばしてくれるだろう。
▲(1)グリードパルフェ…昨年の同レースでは強力な上位2頭に迫る差し脚を見せて0秒1差の3着、六甲盃では2周目2角から積極的に動いてラッキードリームを撃破。このことからも地力は今回のメンバー構成なら最上位と言える存在。ただ、この度は昨年8月以来およそ6カ月ぶりのレース、ここが焦点になってくる。そう悪くない仕上がりとのことなので地力発揮を警戒。

△(4)リッターシュラーク…JRA在籍時は力を要する中山ダート1800m戦を得意としていたことから、時計の掛かるタフな姫路コースは前走内容からも歓迎だったと言える。ただ、前走時よりも内が使えつつあるし時計も出てきた姫路コース、それに相手関係も明らかに前走以上。使っての慣れは見込めるものの、勝ち負けまでは果たしてどうか。

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△(8)トリプルスリル…兵庫県に再転入後はA1や重賞で常に勝ち負けに絡めており、着実に地力が増している印象。良くも悪くも全体的にソツのない走りができているし、距離に関しても何ら心配はない。このメンバー構成で勝ち負けに絡むにはもうワンパンチ決め手が必要となりそうだが、今回も着実に複勝圏ぐらいには寄せてくるだろう。

△(10)トランセンデンス…南関東から高知に移籍してからは安定した成績を出せているが、3走前の内容からも以前より距離適性が短めにシフトしてきた印象あり。年齢的なものもあるだろうが、短距離で好走してきた母タントタントの血統も出てきたか。それでも折り合いさえつけば終いは鋭く伸びそうで、そこがうまくいくようなら複勝圏は可能で。
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