【2.12佐賀記念JpnIII予想】武豊ノットゥルノ、川田グランブリッジら参戦 評論家の本命&見解は?
写真は前回優勝馬バーデンヴァイラー 【提供:佐賀県競馬組合】
ハイレベルの好メンバーとなった今年の佐賀記念を評論家の斎藤修さん、須田鷹雄さんが分析。地方競馬に造詣が深い2人の本命馬と予想印をぜひ参考にしてほしい。
予想家:斎藤 修
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
アメリカの経験生かしてマンダリンヒーロー
中央勢は地方のこの距離で実績のある馬たちが揃ったが、昨年アメリカに遠征したマンダリンヒーローに期待する。中央馬とは初対戦となるが、アメリカのダートで厳しいレースをしてきた経験は生きるはず。4カ月の充電期間での成長にも期待したい。
実績的にはグランブリッジが最有力といえそう。昨年のスパーキングレディーカップJpnIIIでは4着だったが、他馬より3kgも重い58kgという斤量に加え、1600mは距離不足。前走名古屋グランプリJpnIIでは、浦和記念JpnIIから連勝となったディクテオンに2馬身差2着なら、今回のメンバーなら中心視できる。
一昨年このレースを制したのがケイアイパープル。地方の小回り2000m級のレースを中心に使われ、1年以上勝ち星から遠ざかっているとはいえ、それほど崩れることもない。強敵相手の前走JBCクラシックJpnIは度外視として、8歳でもこのメンバーならまだまだ互角に戦える。
メイショウフンジンは重賞勝ちこそないもののやはり地方の2000m級の舞台で好走。ただここ2戦、浦和記念JpnII、名古屋グランプリJpnIIでやや離されての結果が気になるところ。
ノットゥルノは3歳以降、大井以外の地方では結果を残しておらず、59kgという斤量もいかにも厳しい。
キリンジは、兵庫チャンピオンシップJpnII、ジャパンダートダービーJpnIで2着だったが、ともにやや差のある結果。休み明けの東海ステークスGIIを使っての上がり目があれば馬券圏内も。
予想印:
◎1マンダリンヒーロー
◯2グランブリッジ
▲12ケイアイパープル
△3メイショウフンジン
△11ノットゥルノ
△7キリンジ
<提供元:「斎藤修の重賞ピックアップ」(オッズパーク内ブログ)>
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予想家:須田 鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に『競馬ダントツ読本』(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も 手掛ける。
頼れるのはやはりこの馬
ロマンとしては地方の雄、アメリカでも好走してきたマンダリンヒーローに期待したいのだが、日本のダート、しかも佐賀となると「地方競馬各地区での経験値や適性」を重視したいところ。年長馬のほうが経験値の面でも有利だし、どこの競馬場に行っても結局好走する◎グランブリッジを軸馬とする。このメンバーならいつもよりやや前の位置が取れそうだし、自身のルーツである佐賀で川田騎手が結果を出してくれるだろう。
買い目:
3連単 フォーメーション
2 ⇒ 1・3・7 ⇒ 1・3・7・11・12(12点)
3・7 ⇒ 2 ⇒ 1・3・7・11・12(8点)
予想印:
◎2グランブリッジ
◯3メイショウフンジン
▲7キリンジ
△1マンダリンヒーロー
×11ノットゥルノ
×12ケイアイパープル
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