宮城野部屋の朝稽古に密着!大相撲におけるトレーニングの意義とは? 元横綱・白鵬が考える稽古の在り方
現役時と変わらぬ鋭い視線で稽古を見つめる宮城野親方 【スポーツナビ】
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1階の稽古場に入ると、力士たちが黙々と体を動かしている。土俵を囲むように上がり座敷があり、鉄砲柱や大きな鏡、テレビモニターも設置されている。陽の光が差し込む、明るく開放的な稽古場だ。
週に1回の休みは「オーバーワークを防ぐため」
「自分が現役のときは毎日同じように朝稽古していたけど、たまにこうしてやることを変えて、気持ちを変えていくというのかな。今日もつらいトレーニングメニューではあると思うんですが、環境を変えて気分転換するのは大事です。あと、オーバーワークはケガにもつながるので、週に1回は休ませるようにもしています。これも、自分が経験したことなのでね」
取材日は、上半身の筋トレの日。関取を目指す力士たちが各々と向き合いトレーニングに取り組んでいた 【スポーツナビ】
また、ケガで休場し番付を落としている元幕内・炎鵬が、土俵周りでリハビリに励む姿も見られた。3月、大阪場所での復帰を目指しているという。土俵を沸かせる人気の小兵力士なだけに、その復帰は待ち望まれる。