今季米国女子ツアーを主戦場とする日本人9人の強みとは 渋野日向子の初戦はいつ?
今年は9名の日本選手が米国女子ツアーを主戦場とする。左から畑岡、古江、渋野、稲見 【Photo by Getty Images】
昨シーズン、米国女子ツアーを主戦場としていた古江彩佳、畑岡奈紗、笹生優花、西村優菜、勝みなみ、渋野日向子は今年も参戦する。さらに、昨年日本で開催された「TOTOジャパンクラシック」を制した稲見萌寧、最終予選会を突破した吉田優利と西郷真央が加わり、今年は9人の日本人選手が米国女子ツアーを主戦場とする。
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バーディ量産の攻撃的なゴルフが魅力の畑岡奈紗
米国女子ツアー6勝の畑岡奈紗 【Photo by Michael Reaves/Getty Images】
畑岡の強みは、米国女子ツアー6勝の実績を築いてきたショット力とパット力。昨年のデータを見ると、パーオン率20位、パーオン後のパット数は4位で、その結果としてバーディを量産した。
一昨年の2022年もバーディ数は2位であったが、2021年は49位、2020年は30位と、バーディ数が増えたのは2022年から。このギャラリーを魅了する積極的なプレーで、今季は米国女子ツアー7勝目、そして悲願のメジャー制覇を狙う。
飛距離が武器の笹生優花とパッティングが上手い勝みなみ
飛距離が武器の笹生優花 【Photo by Yoshimasa Nakano/Getty Images】
パッティングを得意とする勝みなみ 【Photo by Yoshimasa Nakano/Getty Images】
飛距離よりも正確性でスコアをつくる古江彩佳、西村優菜
正確性を持ち味とする古江彩佳(写真左)、西村優菜 【Photo by Getty Images】
また、2人のプレーの魅力はバーディが多いこと。昨年のバーディ数では古江が10位、西村は21位に入っている。今季もバーディを次々に奪っていく魅力的なプレーが期待される。