シリーズ13代目!ブランドが積み重ねてきた安定感が進化!ダンロップ「ゼクシオ 13 ドライバー」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、シリーズ13代目となるダンロップ「ゼクシオ13 ドライバー」の特徴や試打した印象を解説していただきました。

ゼクシオ 13 ドライバーの特徴と性能

ゼクシオも13代目になりました。これだけ長く続いているブランドは他に無いくらい歴史と実績があります。

13代目になり、さらにゼクシオの代名詞である安定感など、完成度を高めてきた印象を受けました。

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同じダンロップのスリクソンZXドライバーシリーズで採用されている「リバウンドフレーム」を搭載しています。フェース面は柔らかく、その周りは硬くし、さらにその後ろは柔らかくしてボディ全体の硬さでヘッドをたわませて、ボール初速を稼ぐという技術です。

ゼクシオ13ではさらにバイフレックスフェースという、別の技術を上乗せしています。トゥ・センター・ヒールで効果的にエネルギーを伝達し、どこで打ってもボール初速が落ちにくくなりました。事実、高初速エリアが従来から125%拡大しています。

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フェースの周りも象徴的です。フェースのトゥサイドからヒールサイドにかけて丸みを持たせ、外周部の剛性を上げてたわみを大きくし、高初速エリアを拡大した設計になっています。

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ゼクシオ 12にも搭載されていたアクティブウィングをさらに進化させた、ニューアクティブウィングが搭載されています。

前作のアクティブウィングは1枚羽根でしたが、ニューアクティブウィングは2枚羽根になっています。2段式の翼がダウンスイングの空力をコントロールし、芯を外すブレを低減してヘッド挙動を安定させる効果があります。

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重さが1g軽くなっていますが、誤差の範囲だと思っていいでしょう。長さが今までは46インチでしたが、今回0.25インチ短くなり45.75インチになりました。ヘッドスピードを稼ぐ点では短くなるのは不利になると思われますが、打ってる感じはそこは感じませんでした。しっかりバランスを考えて作っていると思います。

ゼクシオ 13 ドライバーを試打した印象

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打って感じたのは球が強いというところです。これまでのゼクシオはポンと上がってくれる印象でしたが、今回のゼクシオ 13は自分のイメージでポンポン打っていける強弾道な感じがしました。少し力を抜いてサラッと振るとポンと球が上がってくれます。この辺は何か面白いなと思いました。

強振すると強い球が出て、サラッと振ると球が上がってキャリーが出やすい弾道になる。スイングの出力に合わせてクラブが合わせてくれる印象を受けました。

ゼクシオ 13 ドライバーのおすすめユーザー

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クラブ自体は軽いので、ヘッドスピードが自分で生み出せない人がより強い球で飛ばせるようにできているクラブという印象です。振ったらちゃんと答えてくれるという進化を感じました。

ある程度振れる人なら、同時に発表されたゼクシオ X ドライバーの方が効率よい球が打てるでしょう。

ゼクシオ 13は、これまでのゼクシオの完成度をしっかり踏襲して、なおかつ性能を上乗せしてきたという印象です。前モデルを使っている人ほどこの感覚を理解していただけると思います。

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ゼクシオシリーズのドライバーをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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