曲げたくない人や直進性の高い球を打ちたい人に◎ ヤマハ「RMX VD X ドライバー」
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RMX VD Xドライバーの性能と特徴
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RMX VD Xドライバーは前作VD 59ドライバー(2021年モデル)のコンセプトを引き継ぎつつ、さらに進化したポジショニングにあてはまるドライバーです。
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スピン量と打ち出し角は、フェースセンターから上部で打つとスピン量と打ち出し角が適正になります。フェースの芯より上で打つことで「縦のギア効果」が発生して、ボールと衝突したときにフェースが上を向きます。上に向くことによってボールにトップスピン方向の衝撃が伝わり、トップスピンがかかりやすく低い弾道で前に飛ぶようになるのです。さらにボールが当たった衝撃でフェースが上を向くので打ち出し角が高くなり、適正な低スピンで高弾道の球が打ちやすくなります。
対してボール初速は、フェース面のたわみやすい芯に近いフェースセンターあたりで打つと、ボール初速が効率的に高くなります。
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RMX VD Xドライバーを試打した印象
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スピンが入ると言っても、吹き上がるような球ではないです。低スピンでドロップするような球ではなく、適正なスピンが入って直進性の高い球が打てる印象です。
ネジ式のウェイト位置を変えることで、打ち出す方向をコントロールすることができます。ヒール側にすればヘッドが早くターンしやすくなるので、左に打ち出しやすくなります。トゥ側にウェイトを寄せていけばそれがだんだん右に寄っていくという印象です。
逆にこれで操作しようと思うと、狙ったところと違う球になりやすいです。やはりこれだけ直進性の高いクラブとして性能を追求すると、ヘッドを動かそうとするとナーバスになります。動かないように作っているわけですから、そこに逆らわずにしっかり直進性の高い球を狙って、狙ったところを意識しつつオートマチックに打つと一定のエリアに打てるクラブです。
RMX VD Xドライバーのおすすめユーザー
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3モデルともアスリートモデルではあるのですが、作り込みがはっきりしてるので、自分の意図と違う物を選ぶといい結果につながらない可能性はあります。ただ、3モデルとも良くできていて、必要以上のスピンが入りづらくそれぞれの個性が強くなっている印象です。
今回のモデルは前作と比べると全体的に操作はしやすくなっているけど、球自身は曲がりにくくなっている印象なので、本当に自分で球を曲げたいのであれば「VD M」か「VD R」。ミスヒットしても球を曲げたくないなら「VD X」。その辺をしっかり自分の打ちたい球と合わせて選ぶとよいでしょう。
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