【稲見萌寧プロ使用で話題】キャビティとは思えない打感が◎ ミズノ「Mizuno Pro 243 アイアン」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、ミズノ最新「Mizuno Pro 243 アイアン」について試打・解説していただきました。

Mizuno Proアイアンシリーズについて

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Mizuno Proの2024年モデルが3モデルまとめて発表されました。今回紹介するのはキャビティモデルのMizuno Pro 243ですが、マッスルバックモデルのMizuno Pro 241、中空モデルのMizuno Pro 245の3モデルあります。

このラインナップは2022年モデル(Mizuno Pro 221・Mizuno Pro 223・Mizuno Pro 225)と同じ流れになってます。基本形状は変えずに細かいところをしっかり洗練され、正常進化しています。2024年モデルはどのモデルもかなり大きく進化したと感じました。

Mizuno Pro 243の性能と特徴

Mizuno Pro 243に限らず、Mizuno Pro 241、Mizuno Pro 245もフィーリングが向上しました。

2022年モデルは3モデルともクリアでソリッドな打感でした。2024年モデルはクリアなソリッドな打感の感触の中に少しやわらかさ、フェースに乗る感触がどのモデルにも生まれています。

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Mizuno Pro 243は、フェース面を薄くして、ヘッド内部に入れているスリット幅を変えるなど細かい微調整によって生まれたと思いますが、特に驚いたのが Mizuno Pro 243とMizuno Pro 245です。理由は7番アイアンから上の番手は飛距離や余計なスピンが入らない、結果を求めるためにクロムモリブデン鋼というフェース素材を使っているからです。

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今作は確かにソリッドですが、その中にクロムモリブデン鋼なのにやわらかい感触が入っています。余計な振動やカチッという部分が少しなくなった印象で、フェースに乗る感覚を味わえます。これにはビックリしました。

こういう異素材のフェースを使うものはどうしても弾いてしまいます。しかし、硬い感触をうまく今作のMizuno Pro 243は消しています。それだけでも非常にいい進化だと思います。

Mizuno Pro 243 おすすめユーザー

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それ以外もMizuno Pro 243はブラッシュアップされていて、フィーリング面、ミスへの寛容性なども向上しています。やさしいモデルでしっかりボールをコントロールしていきたいと考える、中・上級者にはど真ん中なアイアンではないでしょうか。その中でより良いフィーリングや打感を追求したい人にはぜひ打ってもらいたいクラブです。

前作の Mizuno Pro 223もいいアイアンでしたが、私はフィーリングがちょっと硬いなと感じていました。もちろんそれが気持ちいい人もいます。ただ私自身はやわらかい方が好きなので、今作の Mizuno Pro 243はよくできているなと思います。

やさしい中でもコントロールをしていきたいという欲張りな要素なのですが、Mizuno Pro 243はそのバランスがよくできています。結果重視でミスに強いモデルを探している人には使って欲しいクラブです。

前作の Mizuno Pro 223を使っている人も、ぜひ打ち比べて打感の良さを味わってほしいです。非常にいいモデルだと思います。

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Mizuno Pro アイアンシリーズをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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