【B1優勝予想オッズ】連覇への期待、琉球が2.7倍で1番人気 ダークホースはSR渋谷と長崎?
大幅な戦力強化の渋谷、3年でB1昇格の長崎
アルバルク東京 7.3倍
サンロッカーズ渋谷 8.1倍
長崎ヴェルカ 8.2倍
島根スサノオマジック 10.2倍
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 14.5倍
1ケタ台のオッズは8番人気の長崎ヴェルカまでで、10倍台のオッズをつけているのもちょうどここに挙げた名古屋ダイヤモンドドルフィンズまで。11番人気以下は20倍台~80倍台という高配当になっているところを見ると、チャンピオンシップに進出し優勝を狙える可能性がより高いと評価されているのは、ここに挙げた上位10番人気あたりまでのチームと言えるのかも知れない。
そして、やや意外だったのはアルバルク東京が6番人気であることだ。2017-18、2018-19シーズンと2連覇を達成したBリーグを代表する強豪チーム。昨季も年間ベスト4で、スポーツナビが配信している『Bリーグ2023-24シーズン・B1戦力ランキング』でも、アルバルク東京は琉球ゴールデンキングスと並び1位の評価がつけられている。また、今季2節を終えて3勝1敗と上々のスタートを切っている点からも、現在のオッズは「評価が低いのでは?」と感じてしまう。裏を返せば“美味しい配当”ということにもなるのだが……。
同じく東京をホームタウンとするサンロッカーズ渋谷は、W杯でも大活躍だった日本代表のジョシュ・ホーキンソン、アルバルク東京の連覇をけん引した田中大貴とヘッドコーチのルカ・パヴィチェヴィッチ氏らが新加入。これまでレギュラーシーズンは地区3位が最高順位で、2度進出したことがあるチャンピオンシップでもいずれもクォーターファイナル敗退というチームだが、大幅な戦力強化を遂げたことでブースターの期待も高く、優勝を狙えるチームという評価に急上昇したことがこの数字から分かる。しかしながら2節を終えた現在、いまだ白星なしの4連敗と出遅れてしまったことから、オッズは今後上がっていくかもしれない。
そして、Bリーグの全ブースターから渋谷サンロッカーズ以上に“ダークホース”と見られているかもしれないチームが、現在8.2倍で8番人気につけているB1初昇格の長崎ヴェルカだろう。チーム創設が2020年と歴史の浅いチームながら、史上最速のわずか3年でB1に昇格。また、日本代表・馬場雄大の加入も大きなニュースとなったが、話題先行ばかりではなく、第1節でV候補の千葉ジェッツに連勝するなど現在4勝0敗と最高のスタートでチームの実力をアピールした。長崎から吹く新しい旋風はB1上位チームをどこまでかき乱すのか、締め切りまでのオッズの推移と合わせて注目だ。
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また、ネット投票締め切りの20日18時55分までにここで挙げた各チームのオッズが大きく変動する可能性も十分にあるので、実際に優勝予想くじを購入する際には当コラムページの関連リンクにあるWINNER投票サイトでオッズを確認するようにしよう。
(文・森永淳洋)