NPBドラフト候補たちの“四国決戦”を見逃すな! 徳島vs.愛媛の「トリドール杯 チャンピオンシップ」に注目
9回を1投手ずつでリレーする「奇策」がまた見られるか?
【スポナビ野球速報データから筆者作成】
CSでも各投手に自慢の速球を見せてほしいが、第1戦が行われるむつみスタジアムは球速が他球場より遅めに出る傾向があり、ここで150キロを計測するのは難しい。CSの試合映像はスポナビ上でも配信する予定だが、オンラインで観戦する際にはむつみスタジアムの球速表示はやや遅めであると認識いただけると良いだろう。
CS第1戦の先発は9月1日の徳島とのレギュラーシーズン最終戦で9回途中まで116球を投げて2失点に抑えた玉置隼翔が有力だが、誰が先発しても投手陣は総動員となりそうだ。
愛媛の中軸は四球を選ぶ能力が高い
【四国アイランドリーグplusデータサイトから筆者作成】
9月29日(金)からの「日本独立リーググランドチャンピオンシップ」に向けて弾みをつけたい
【筆者作成】
【筆者作成】
今年は組み合わせ上、GCSの決勝で再び徳島と愛媛がぶつかる可能性もある。IBLJ代表は昨年決勝に駒を進めることが出来なかっただけに、地元開催の今年こそは力を見せたいところ。来年で節目の20年目を迎える伝統あるリーグがGCSで存在感を示すためにも、まずはCSでの質の高い試合に期待したい。