【Jリーグ杯準々決勝第2戦】またも混迷の横浜FMvs.札幌、最高オッズで19.1倍 最も人気のスコアは浦和vs.G大阪「1-0」4.1倍
カップ戦強い鹿島に支持集まる
鹿島 1-0 名古屋 4.7倍
鹿島 2-1 名古屋 4.8倍
鹿島 2-0 名古屋 5.1倍
鹿島 0-1 名古屋 5.6倍
引き分け 1-1 5.9倍
今季ここまでの対戦成績が全くの互角であれば、やはりホームチームが有利とサポーターは見たか、上位3番人気までを鹿島勝利スコアが独占。「みんなの勝利予想」でも名古屋の勝利33%に対して鹿島の勝利は46%と大きく上回っている。
鹿島は過去30回のJリーグ杯の歴史の中で史上最多の優勝6回、準優勝も3回と無類の強さを見せてきた。ホームアドバンテージと合わせて、サポーターは鹿島とカップ戦との好相性を買っての支持傾向と言えるのかもしれない。
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ホーム浦和優勢も、G大阪勝利なら軒並み高配当
浦和 1-0 G大阪 4.1倍
引き分け 1-1 4.2倍
浦和 2-1 G大阪 5.1倍
浦和 2-0 G大阪 5.2倍
引き分け 0-0 7.0倍
準々決勝・第1戦では浦和がアウェイでも下馬評通りに勝利。これで浦和はただでさえ有利になった上に、今回はホームで迎え撃つ試合。第2戦も浦和優勢の見方は当然だろうし、「みんなの勝利予想」でも浦和の勝利47%、引き分け24%、G大阪の勝利29%と大きく差が開いた支持率だ。スコア予想も浦和勝利が上位に並んでおり「浦和 1-0 G大阪」の4.1倍は全4試合の中で最もオッズが低い=最も人気の高いスコアとなっている。
しかしながら、「引き分け 1-1」が1番人気をうかがうほどに票を集めており、「引き分け0-0」も5番人気7.0倍と支持が高い点にも着目したい。
これは要するに、1勝というアドバンテージを持っている浦和はこの試合、引き分けでも準決勝進出が決まるということが、このオッズ傾向の理由の一つではないだろうか。もちろん、ハナから引き分け狙いの試合をするはずはないだろうが、試合展開と残り時間によっては「引き分けでOK」という戦術を浦和は取ることができる。ましてホームという後押しがあり、しかも今季リーグ戦では最少失点を誇る堅い守備陣だ。
そう考えると、G大阪がこの試合で勝つ確率は低いと見られてしまうのもうなずける。だが、裏を返せばG大阪が勝つだけでもう軒並み高配当が見込めるということ。一番低い配当のG大阪勝利スコアでも「0-1」の8.0倍という高い数字。G大阪サポーターはもちろん、一発穴狙いのサポーターの皆さんも投票先の候補として検討してみてはどうだろうか。
また、もう1試合、福岡vs. FC東京もホームの福岡勝利に支持が集まっている。しかも1番人気は、大逆転での準決勝進出となる「福岡 2-0 FC東京」の4.9倍。福岡サポーターの思いがよく反映されたオッズと言ってもいいだろう。しかしながら、2番人気以下のオッズはFC東京勝利、引き分け含めて接近しており、横浜FM vs.札幌ほどではないが各スコア差のない数字。Jリーグサポーターからは全4試合の中でも予想するのが難しい一戦と見られているようだ。
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(文・森永淳洋)