滋賀支部134期2人がファンの前で健闘誓う 谷口丞と草川壮良

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チーム・協会

【(C)BOATRACE 草川壮良(左)と谷口丞(右)】

ボートレースびわこのゴールデンウイークレース「滋賀県知事杯争奪 第25回ビナちゃんカップ」はきょう28日が最終日。注目のファイナルは松山将吾が4カドからまくりを決め、自身5回目の優勝を果たしている。
加えて、シリーズ前に到達していなかったA1勝率をクリア。4期連続A1を確定的にしている。
躍進著しい滋賀支部の中堅は、「これまでがんばっているつもりではいましたが、とことん自分を追い込んだことがなかったと自覚したのが最近…。このシリーズは勝率を意識して厳しく自分を追い込むことができたと思います」と凛々(りり)しく答え、優勝者表彰会場は万来の拍手に包まれていた。
その姿を間近で見ていた134期の谷口丞(たにぐち・じょう)と草川壮良(くさかわ・そら)にとって大きな刺激となったことだろう。

【(C)BOATRACE 谷口丞】

谷口丞は養成所勝率6.83をマーク、リーグ戦は4優出で優勝1回、チャンプ決定戦(優勝戦)にも進出し3着にくい込んだ逸材である。
吉川昭男と吉川喜継を叔父に、吉川晴人を従兄弟に持つなど、ボートレースとの縁が深いようにみえるが、「ほとんど関心がありませんでした」という。学生時代はサッカーに打ち込んでいたのだ。
ポジションはトップ下。今年1月に決勝が行われた第102回全国高校サッカー選手権で準優勝した近江高校サッカー部のOBは、「スタート力と攻撃力を意識し練習を重ねてきた」という。

【(C)BOATRACE 草川壮良】

もう1人の草川壮良もサッカー経験者。中盤のボランチを担当していたという。
「家族と一緒によくびわこに来ていた」少年は、「運命的な出会い」によってボートレーサーをめざすことに…。憧れの職業を手に入れたナイスガイである。
養成所勝率は5.27、リーグ戦優出2回と中堅レベルの19歳は「どのコースからでも連に絡む選手になることが目標。ファンの皆さんに喜んでもらえるレースをしたいです」と、びわこ場内で28日に開催された新人選手紹介イベントで語っている。谷口丞のコメントも同じステージでの発言である。

両者のあっせんは、谷口丞が5月1日~6日の三国と5月21日~26日のびわこ。草川壮良が5月21日~26日のびわことなっている。大いに注目したい。
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