2023プロ野球・スポーツナビ週間MVP

セパとも“敗戦投手”が週間MVP⁉︎ 復調の巨人勢は投打で上位に選出

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山田哲人は5試合で19打数8安打。苦しい戦いの続いたヤクルトを引っ張った 【写真は共同】

 スポーツナビでは2023シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。

打線を引っ張るヤクルトのキャプテンが1位に

 セ・リーグ野手部門の1位には持ち前の打棒を発揮した山田哲人(ヤクルト)が輝いた。2位にはリードオフマンとしての活躍が光った吉川尚輝(巨人)、3位には開幕から好調をキープしている関根大気(DeNA)が続いた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 山田 哲人(ヤクルト)
 対象期間中は5試合で計19打数8安打をマーク。チームはこの間4敗1分と苦しい戦いが続いたが、キャプテンが打線をけん引する活躍を見せた。5月21日のDeNA戦では12試合ぶりの一発を放ち、今季初となる村上宗隆とのアベック弾を記録した。
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