知られざる「WBC激闘の舞台裏」 ブルペン捕手・鶴岡慎也と五十嵐亮太が語る、侍ジャパン世界一奪還への軌跡
“マイアミの歓喜”から約1ヶ月。14年ぶりに世界一を奪還した侍ジャパン 【写真:Getty Images】
今大会にブルペン捕手として参加した鶴岡慎也さんと、ソフトバンク時代のチームメイトでWBCでも取材・評論を務めた五十嵐亮太さんが、侍ジャパンの熱戦を振り返る『WBC激闘の舞台裏』が、YouTube「スポーツナビ 野球チャンネル」で公開されている。
本稿では、4月12日、17日に配信された『WBC 激闘の舞台裏』(全4回配信)第1回、第2回のハイライトを紹介する。「WBCロス」に陥ったファンの心の隙間を埋めてくれること請け合いの、思わず胸が熱くなるエピソードがたっぷり詰まった対談を、ぜひ堪能してほしい。
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解説者とブルペン捕手の「二足のわらじ」
日本ハム時代の鶴岡さんとダルビッシュ 【写真:共同通信社】
鶴岡さんはこの「難しいオファー」を受けるために、日本ハムの合宿所に再び練習をしに行くことを決意。2022年11月に行われた、侍ジャパンと日本ハムの強化試合に登板するため、札幌ドームのブルペンで投げていた上沢直之投手、加藤貴之投手の球を受けさせてもらったようだ。
また、鶴岡さんがテレビ解説を務めた日本ハムの春季キャンプ中には、投手がグラウンドでのキャッチボールを終えてブルペンに入るタイミングで、鶴岡さんも放送席でユニフォームに着替え、ブルペンに移動して投手の球を受けさせてもらうなど、本業の野球解説者と二足のわらじで取り組んだ、稀有な体験が語られる。
大谷の凄まじい打撃練習を見て「チームが締まった」と鶴岡さんは語る 【写真:共同通信社】