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ドライバーからアイアンまで一挙解説！キャロウェイ2023年最新「パラダイム」シリーズ

スポナビGolf 2023年3月28日 8:00

【スポナビGolf】

ゴルフライターの鶴原弘高さんに、キャロウェイ2023年最新「パラダイム」シリーズのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンについて解説していただきました。

パラダイムシリーズ

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パラダイムシリーズにはドライバーが4モデルありますが、スタンダードシリーズ・パラダイム X シリーズ・パラダイム MAX FASTシリーズそれぞれにフェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンが用意されています。

今回はスタンダードモデルのクラブについて解説します。

パラダイムドライバーの特徴

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今回のパラダイムシリーズの一番の特徴は、ソール面に使われている「フォージドカーボン」です。

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クラウン側には「トライアクシャルカーボン」という素材が使われています。

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この2つの素材が接着されていて「360°カーボンシャーシ」になっています。

それにより余剰重量が生まれ、フェースと後方のウェイト部分に重さを効果的に集約させることで、ドライバーとしては効果的な重量配分になる構造が採用されています。

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フェース内部には、「AIフラッシュフェース」が搭載されています。これは新しいアルゴリズムによって、対象ゴルファーに合わせて各モデルに最適な偏肉設計となっています。

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スタンダードモデルのパラダイムドライバーは、後方にペリメーターウェイトニングという弾道調節の機能はありますが、標準の状態で打つと真っ直ぐからフェード弾道になりやすいです。

シリーズの中では、スタンダードと言いつつも、少しアスリートモデルに寄ったハードめな印象もあります。

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パラダイムドライバー

パラダイムフェアウェイウッドの特徴

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パラダイムフェアウェイウッドは、ドライバーと同じようにソール側に「フォージドカーボン」が使われています。

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クラウン側も「トライアクシャルカーボン」が使われています。

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タングステンウェイトや3番・3番HLウッドにはカチャカチャできるアジャスタブルホーゼルを採用しています。

フェアウェイウッドでカチャカチャしたい人は触手が動くんじゃないかと思います。

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フェースはマレージング鋼C300という素材のフォージドフェースカップになっていて、より反発性も上げているのもポイントです。

ドライバーはかなり低スピンで強い球が出ますが、フェアウェイウッドは球がポンと高く上がってくれる性能になっています。比較的球がよく上がりやさしく打ちやすいのが特徴です。

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パラダイムフェアウェイウッド

パラダイムユーティリティの特徴

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パラダイムユーティリティの特徴は、今までのキャロウェイのユーティリティ形状とは違うというところです。

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今までキャロウェイではアイアンのように構えやすく、上から打ち込みやすいタイプの形状がよく使われていました。そういうタイプはトゥ側が少し高くなっていました。

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今回はトゥ側もそれほど高くなくて、ウッドっぽい払い打ちもしやすい形状になっています。

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ユーティリティには全番手にカチャカチャできるアジャスタブルホーゼルを装備していて、ロフト角やフェースアングルも変えられます。

【スポナビGolf】

ユーティリティもAIによる新しいアルゴリズムによって、各モデルに最適な偏肉設計の「AIフラッシュフェース」になっています。

打ってみるとオフセンターヒットに対する強さもあり、若干の操作性があるのが特徴だと思います。

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パラダイムユーティリティ

パラダイムアイアンの特徴

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パラダイムアイアンもヘッド構造が少し変わりました。「スピードフレーム構造」という、後ろ側部分がボディとネックを一体整形し、剛性を高めた作りになっています。

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フェース素材がフォージド455フェースカップで、L字状になっているのが特徴です。これらはすべてボール初速をアップさせるテクノロジーになっています。

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外からでは分からないのですが、中に「タングステンウェイト」が入っています。

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タングステンと共に、「ウレタン･マイクロスフィア」という振動吸収して打感をよくする素材もぎっしり詰まっています。

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さらに今回はフェースの偏肉だけではなく、フレーム構造の中のどこを空洞にするかも、AIの演算をもとに開けられた3つの穴で低重心化を実現しているそうです。小さいヘッドの中にAIを使った技術が詰め込まれているアイアンです。

このモデルは7番アイアンでロフトが29°でそこまで立ちすぎていないので、距離の打ち分けもしやすい、アスリート感のあるスタンダードモデルのアイアンです。

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