ツアープロも使用!キャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー」

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今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに、キャロウェイ2023年最新「パラダイム」シリーズのドライバー4モデルの中から「パラダイム ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)ドライバー」の特徴や試打した印象を詳しく解説していただきました。

パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーの性能と特徴

前作のローグSTシリーズでもトリプルダイヤモンドのモデルはいくつか出ましたが、スタンダードモデルが発売された少し後に登場しました。今回は4モデル同時に発売されています。

多くのPGAのツアープロもパラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーを使っています。そのひとりであるジョン・ラーム選手もいきなりPGAツアーで優勝し、とても話題になっています。

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投影面積が小さくヒール側がかなりシャープになっていて、現代的な洋梨っぽい形状になっています。ヘッド体積は450ccあるのですが、構えた時の印象はもっと小さく見えます。

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フェースもかなりディープになっています。

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こういうモデルが好きな人が多いと思いますが、正直めちゃめちゃやさしいモデルではないです。ヘッドが小さくウェイトが前方と後方に2つあり、他のモデルと比べると重心が浅くなっています。

最初に試打したときには前のウェイトが14g、後ろが2gの状態で打ったので、本当にやんちゃでピーキーなドライバーだと感じました。前を14gにするとスピン量が2000回転いかない球筋になりやすいです。

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実は発売前に仕様の変更があり、発売モデルはウェイトがヘッド後方に約14g、ソール前方に約2gのウェイト搭載というモデルになりました。変更前に比べてピーキーさが抑えられ、扱いやすいモデルにはなります。

ただ、他のモデルと比べるとやはりスピン量は少ないです。小ぶりな分操作性がいいかもしれませんが、ミスしたときにはスライスとかフックも出やすいモデルとも言えます。

今のPGAのツアープロはとにかくパワーがあるので、スピン量はとにかく少ない方がいいのです。重心は浅ければ浅い方がボールスピードも出しやすいので、上手な人で安定感がありヘッドスピードが速い人にとっては、結果が出るのはトリプルダイヤモンドのような浅重心の低スピンモデルが適しているのです。

パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーのおすすめユーザー

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ジョン・ラーム選手やザンダー・シャウフェレ選手らが使った際、前作から4マイル(約1.78m/s)ボールスピードが上がったと言っています。ものすごくボール初速がアップしているのですが、ヘッドスピード50m/sくらいある人が打つとそういった効果があらわれるでしょう。

パラダイム全モデルを打ちましたが、最もボール初速が出たのがトリプルダイヤモンドでした。ただ自分がこれをコースに持っていって使うかと言われると、やはりちょっと難しいので避けたいなと思ってしまいます。

標準の状態ではウェイトは後ろ側が重くなっているので、その状態でとりあえず打ってみてできるか試してみるといいでしょう。それでも球が上がってしまう人やもっと強い球を打ちたい人は、前を14gの重いもので試してもいいかもしれないです。

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パラダイムシリーズのドライバーをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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