キャンプで見たい若手選手パ・リーグ野手編 期待のドラ1ルーキー2人がトップを分け合う
勝負の年を迎える期待の野手たち
得票率9.52%の7位・野村佑希(日本ハム)は4年目の昨季、一軍でクリーンアップも打つ活躍で、今季から背番号5を背負う。「4番として成長が楽しみ!」「いずれは球界の顔になってほしい」「未来の侍JAPAN候補」と、その期待度はチームの枠をも超えている。
8位(得票率8.27%)のオリックス・内藤鵬は中学時代、クラブチーム(東山クラブ)で1位のイヒネと共にプレーした。日本航空石川高を経て今季、ドラフト2位指名。「1年目から話題のパンチ力を見てみたい!」と、高校通算53本塁打の強打者のお披露目を待つ。
オリックス勢3人目のトップ10入りは、9位(得票率7.02%)の太田椋である。現役時代は近鉄の内野手で、今はオリックスの打撃投手を務める太田暁さんの実息という、親子鷹ならぬ“親子牛”。「1番・セカンド!」とのファンの声に、どう応えるか。
さて得票率5.01%の10位は、ここまで名前の挙がっていなかった楽天から、4年目の黒川史陽だ。ファンは「昨年ファームでコンスタントに安打を重ねていた。今度は一軍で結果を残してほしい」と、「浅村(栄斗)の後釜として期待」する。
23年のキャンプインは、もう間もなく。今回のアンケートにノミネートされ、読者の票を得た選手たちの一挙手一投足から目が離せない。
(文:前田恵、企画構成:スリーライト)