【新戦力分析】“和製ランディ・ジョンソン”ら新人が即戦力となるか? 新助っ人は長打力が魅力の選手がずらり<パ・リーグ編>
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野手陣では、昨季までの4年間在籍し、中軸も担ったレアードとマーティンが退団。現有戦力では打線の迫力不足は否めない状況だ。それを改善する一手として、フロントは前巨人のポランコを補強。昨季セ・リーグ4位タイの24本塁打をマークしたスラッガーの獲得は、チームにとって明るい材料となるだろう。また、ドラフトでは二遊間の即戦力として天理大の友杉篤輝を指名。守備と走塁で高い評価を受けており、1年目からショートのレギュラー争いに食い込んでいきたい。今オフは支配下登録の外国人が投手と野手あわせて6名が退団したが、その穴埋めはまだまだ足りず、開幕までにさらなる助っ人の獲得が予想される。
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投手陣は一定の質を備えているだけに、新庄監督の目標であるリーグ優勝を果たすには、野手陣の奮起がカギとなる。その中で注目したいのは、昨季まで中日でプレーしていたマルティネスだろう。打力の高さはNPBの環境ですでに証明済み。昨季は助っ人の不振がチームの低迷につながったことから、計算できる新戦力を獲得して巻き返しを図っている。もう1人の注目選手は、米球界で10年間のキャリアを積み、ドラフト指名を経てNPBの舞台に上がる加藤豪将だ。二塁を中心に内外野複数のポジションを守れる選手で、打撃面では選球眼とパンチ力を兼ね備えている。3Aで収めた通算OPS.793は、かつて二塁のレギュラーを務めた田中賢介氏が渡米したときと近いものがある。両者を比較すると加藤豪の方がコンタクト能力に後れを取るものの、長打力で上回る成績を残している。チームは清宮幸太郎や万波中正が頭角を現して新時代を迎えつつあり、今季は若手の成長と新戦力の融合で上位争いに組み込みたいところだ。
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