日本時間13日28時から行われた「FIFAワールドカップ（W杯）カタール2022」準決勝第1試合はアルゼンチンが3-0で勝ち、ひと足先に決勝進出を決めた。スポーツくじ「WINNER」ではW杯の全64試合を対象に、1試合ごとの勝敗およびスコアを予想するくじを販売中。アルゼンチンvs.クロアチアはオッズ12.6倍（1口2,520円）の払い戻しとなった。見事的中されたファンの皆さま、おめでとうございます。

　一方、惜しくも外れてしまった皆さま、大丈夫です。日本時間14日28時キックオフのもう一つの準決勝、フランスvs.モロッコできっちり取り返しに行きましょう！

　それでは14日午前8時01分時点における「WINNER」でのフランスvs.モロッコの勝敗投票率、スコアごとのオッズなどを見ていきます（販売締め切りは14日23時30分）。

　アルゼンチンが待つ決勝戦へと駒を進めるのはフランスか、それともモロッコか。まずは勝敗投票率から。なお、「WINNER」では90分間の勝敗を予想するものであり、延長戦、PK戦での決着は対象に入っていない。

フランス勝利　58％
引き分け　20％
モロッコ勝利　22％

　12月3日に販売された「W杯2022優勝予想（ベスト16）」でもオッズ3.1倍で2番人気の支持を集めたフランスが、この1試合予想でも人気を集めている。13日のアルゼンチンvs.クロアチアの投票率ではあのアルゼンチンですら「勝利」と予想する人は5割に満たなかったが、この試合では「90分間でフランスが勝つ」と見ている人が6割に届こうかという勢いだ。

　対するモロッコは、グループステージでFIFAランキングでは4位のフランスを上回る2位のベルギーを下し、ノックアウトステージでもラウンド16でスペイン、続く準々決勝でポルトガルに勝つなどヨーロッパの強豪を次々と撃破。無敗のままアフリカ勢初のW杯ベスト4進出を決める旋風を巻き起こしているものの、その勢いも前回覇者フランスには通じないと見られているのか、「モロッコ勝利」の投票率は22％にとどまっている。

　続いて、18種類の選択肢から選べる勝敗とスコアのオッズを見ていこう。14日午前8時01分時点での人気上位のオッズは以下の通りだ。

フランス 2-0 モロッコ　4.3倍
フランス 1-0 モロッコ　4.9倍
フランス 2-1 モロッコ　4.9倍
フランス 3-0 モロッコ　6.4倍
フランス 3-1 モロッコ　6.5倍

　アルゼンチンvs.クロアチアでは「引き分け 1-1」が1番人気を争うスコアだったが、こちらはご覧の通り、フランス勝利のスコアに投票が集中。勝敗投票率をそのまま反映したオッズとなっている。

　その中でも注目したいのは、頭一つ抜けた1番人気が「フランス 2-0 モロッコ」ということ。フランスはグループステージ、ノックアウトステージを通じて勝った4試合は全て2得点以上を挙げており、現在5得点でランキング首位タイのキリアン・エムバペ、4得点で後を追うオリヴィエ・ジルーを擁する強力攻撃陣が、今大会オウンゴールでの1失点しか喫していないモロッコの鉄壁守備陣を粉砕すると予想している人がそれだけ多いということだろう。フランスの得点力への信頼感は「フランス 3-0 モロッコ」が全体の4番人気にあたる6.4倍、「フランス 3-1 モロッコ」が続く5番人気の6.5倍、そしてフランスが4得点以上で勝つ「その他のホーム勝利」ですら6.9倍という人気ぶりからもうかがえる。

　一方、「モロッコ勝利」のスコア予想の中で最も投票を集めている“1番人気”は「フランス 0-1 モロッコ」の7.2倍。現時点ではモロッコが90分間で勝つよりもフランスが3点以上取って勝つ方が確率が高いと見られてしまっているのだから、堅守モロッコとしては屈辱的なオッズ傾向だろう。しかしながらその分、モロッコが勝てば点数はどうあれ7倍以上の払い戻しを見込めるのだから、モロッコを応援しているファンにとっては美味しいオッズが並んでいるということになるか。