セ・リーグ球団別「期待の若手選手」 複数の若手がタイトルを獲得した今季に続けるか?
横浜DeNAベイスターズ
【データ提供:データスタジアム】
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一方の野手陣では、梶原昂希が4月12日の一軍初出場の試合で本塁打を含む4安打をマークするなど、鮮烈なデビューを飾った。また、2年目の小深田大地は前年.215だった打率を.275まで向上させ、成長をアピール。育成ではルーキーの大橋武尊が出塁率.375、12盗塁を記録し、持ち味を発揮した。今季から本格的に野手に転向した勝又温史は、3割近い打率に加え6本塁打をマークするなど、非凡な打撃センスを披露。支配下登録復帰となれば、し烈な外野のレギュラー争いが繰り広げられる中で面白い存在になりそうだ。
阪神タイガース
【データ提供:データスタジアム】
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一方の野手陣では、高卒1年目の2人が類まれな打撃センスを発揮。ドラフト4位の前川右京は故障による長期離脱があったものの、21試合で3本塁打をマーク。ファーム日本選手権でも一発を放った。7位の中川勇斗は、リーグ平均を大きく上回る打率とOPSを記録するなど、打てる捕手として期待をもたせる活躍を見せた。また、大砲候補の3年目・井上広大はいずれもリーグ2位となる11本塁打、70打点をマーク。来季はチームの次世代を担う若き逸材たちがどのようなアピールを見せるのか、目が離せない。