セ・リーグ球団別「期待の若手選手」 複数の若手がタイトルを獲得した今季に続けるか?
読売ジャイアンツ
【データ提供:データスタジアム】
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一方の野手陣では、2年目の秋広優人が打率、本塁打、打点すべてでルーキーイヤーを上回る成績を収めるなど、順調な成長ぶりを示した。一軍の出場こそなかったが、飛躍に向けて収穫のあるシーズンとなっただろう。また、一軍でも出番をつかんだ中山礼都は二軍で出塁率.348を記録。ショートのレギュラー候補として期待がかかる。3年目捕手の山瀬慎之助は、2年連続で1割台だった打率を良化させ、守備でも盗塁阻止率.538を記録するなど存在感を高めた。
広島東洋カープ
【データ提供:データスタジアム】
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一方の野手陣では、中村健人と末包昇大がともにウエスタン・リーグの平均を上回るOPSを記録。一軍でも奮闘を見せ、即戦力ルーキーが実力の高さを証明した。また、4年目の羽月隆太郎はリーグ2位の16盗塁をマーク。機動力野球を掲げる新井貴浩新監督に持ち味をアピールし、来季は出場機会をさらに増やしたい。また、強肩が自慢の矢野雅哉は粘りのバッティングで多くの四球を選び、出塁率.369を記録。来季は打撃面でさらに成長を示すことができれば、内野のレギュラー陣を脅かす存在となり得るだろう。