いい顔でぶっ飛ばせるアイアン!ミズノ「JPX 923 HOT METAL PRO アイアン」

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ミズノから新しく「JPX923 アイアン」シリーズが発売されました。そこで今回クラブフィッターの小倉勇人さんに「JPX 923 HOT METAL PROアイアン」を試打していただき、その特徴を解説していただきました。

JPX 923シリーズについて

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今回JPX 923にモデルチェンジして、HOT METALは3モデルに増えました。スタンダードな「JPX 923 HOT METAL」。今回紹介する「JPX 923 HOT METAL PRO」。もう一つが「JPX 923 HOT METAL HL」の3モデルになってます。

JPX 923 HOT METAL PROの特徴

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HOT METAL PROを一言で言えば、「良い顔でぶっ飛ばせるアイアン」です。

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JPX 921からの一番の違いはフェース素材が変わったことです。ニッケルクロムモリブデン鋼になり、フェース強度が約35%強くなりました。強度があがった分フェースを薄く仕上げ、スイートエリアを広げ、飛距離性能を上げています。

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さらに安定して距離を出すために、シームレスカップフェースという構造を採用しています。異素材を溶接すると溶接痕が厚みとなり反発エリアが狭くなってしまうので、ソールから溶接のない一体成形構造で、フェース下部も反発を追求できる技術です。

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Vシャーシキャビティ構造が採用されて、トップエッジ部の剛性を高め、余計な振動を生まず心地よい打感のバランスがいい仕上がりになっています。

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名前に「PRO」と付いているので、皆さん狙うアイアンで難しそうなイメージがあると思いますが、ロフト設定はスタンダードなHOT METALと同じ7番で28.5°になってます。

どの辺が「PRO」なのかというと、プロが好む小ぶりな形状でセミグースネックくらいに抑えられているという点です。

それでいて飛距離性能は、スタンダードなHOT METALとほぼ同様に作られているので、アスリート向けのような顔で、しっかり飛距離性能を追求したアイアンといえると思います。

JPX 923 HOT METAL PRO:試打した印象

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HOT METAL3モデルを試打して感じたHOT METAL PROの印象は、小ぶりなのにやさしいということです。

PROというだけに顔も小さく、グースも3モデルの中で一番抑えられてシャープに構えられます。飛距離性能はバッチリ飛びます。芯を外してミスしても狙ったところに飛び、飛距離ロスが少ない印象を受けました。

では、アスリートが使って満足できるかというと、もう少しスピンが欲しいとか、もう少しコントロール性能が欲しいと思うところはあると思います。

ただ小ぶりでやさしいアイアンは少ないので、そういうニーズに応える性能は持っていると思います。ミスに強く直進性があってよく飛ぶ小ぶりのアイアンが、JPX 923 HOT METAL PROになるでしょう。

JPX 923 HOT METAL PRO:おすすめユーザー

いい顔で弾道にもこだわるならHOT METAL PROがおすすめ。飛びとやさしさにこだわるならHOT METALになると思います。

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顔にこだわるのであれば、間違いなくHOT METAL PROです。適度な小ぶり、適度な良い顔にしつつプレッシャーは感じさせない良い顔の飛ぶアイアンです。

エンジョイ派の人で、形にも顔にもこだわる人はぜひ試して欲しいと思います。

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ミズノのアイアンをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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