【試打計測】ニーズに合わせて選べる!ミズノ「JPX921 TOUR・FORGED・HOT METAL」アイアン

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世界のツアープロも認めたMIZUNO (ミズノ)「JPXシリーズ」。今回はJPX921シリーズの「TOUR・FORGED・HOT METAL」アイアンをまとめてティーチングプロの石井良介さんが試打。選ぶときのポイントも参考にしてみてくださいね。

JPX921シリーズ 3タイプの特徴

3タイプの役割・立ち位置がはっきりしています。

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自分でクラブを操りたい、球筋を操作したい方は、TOURを選ぶ方が多いと思います。スピン量とボールの高さと、ボールの落下角度でタフなコンディションでもピンを狙っていけるアイアンです。

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HOT METALは、クラブに助けて欲しい、自分が足りない部分を補助して欲しいという方におすすめ。飛距離性能もあり、3本の中で1番高い球が打てるのはこのHOT METALだと思います。

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FORGEDがちょうど真ん中のモデルです。ややTOUR寄りの印象なのですが、ロングアイアンをFORGEDにして、ミドルからショートアイアンをTOURにするコンボも楽しめるかもしれません。ロングアイアンはHOT METALにして、ミドルからショートアイアンはFORGEDにするのもいいでしょう。

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構えた感じは3モデルとも大体同じような顔をしていると思うので、3機種をうまくコンボしても違和感は多くないと思います。

アイアンセットの中で、飛ばしたいのか、グリーンを狙いたいのか、それぞれのゴルファーの要求や線引きに合わせて3本を選んでも良いかと思います。

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この3本の中では、飛距離はHOT METALが1番飛んでいましたが、高さもしっかり出てます。バックスピン量が若干少ないですが、高さが出てボールを止めることができるアイアンだと思います。

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逆にTOURは、バックスピン量が若干多い代わりに、最大飛距離は少し落ちるかもしれません。通常の34・35といわれているロフトのクラブの中では、しっかり距離が出しやすいモデルだと思います。

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いいとこ取りをしてるのがFORGED。どのモデルにするか悩んだら、FORGEDを選んでも良いかもしれません。

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地面に落ちる角度の基準が40度を超えてこないと、グリーンに着弾したときにボールが止まりづらいです。落ちる角度が30度台だと、ボールはどうしてもグリーンの奥まで転がってしまったり、最悪グリーンを出てしまう場合があります。

ただ、この3つのモデルはどれを選んでもしっかり高さが出て、グリーンに落ちて止まらないことは少ないのかなと感じました。

ちなみに原英莉花プロはHOT METAL、ケプカ選手がTOURを使用していますので、そこをふまえて選んでいただくのもひとつの手かもしれません。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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