人気アマが試打!「ステルス プラス ドライバー」と「ローグST MAX LS ドライバー」を比較してみた
【スポナビGolf 】
今回はオレンジマンがそれぞれのシリーズで最上位モデルの「ステルス プラス ドライバー」と「ローグST MAX LS ドライバー」を試打比較していきたいと思います。
共通点
・キャロウェイ「ローグST MAX LS」
・テーラーメイド「ステルス プラス」
どちらのモデルにも共通して言えるのが、高初速、低スピンモデルだという点です。
正直に言ってしまえば、万人受けするモデルではなく、そのままツアープロが使えるようなスペックになっています。
見た目の違い
【スポナビGolf】
これは振り抜きやすさやコントロール性の良さを感じる反面、難しさとも取れます。
【スポナビGolf】
お互いに好みの分かれるヘッドではあると思います。
実際に打ってみた
シャフト:TENSEI SILVER TM50 S flex
【スポナビGolf】
今回の目玉はカーボンフェースですが、打感は完全に金属音です。打感自体は柔らかさを感じつつ弾き感もあります。打音は高めの金属音でした。捕まりは決してよくはないですが、頑張っても捕まらないほどではありません。
シャフト:TENSEI 55 for Callaway S flex
【スポナビGolf】
打感は柔らかくフェースに食いつく感覚と、球を強く押せている感覚があります。打音は大人しめの音で個人的には、打感、打音共に好みです。球の捕まりは悪くなく、捕まえやすい印象で、小細工なしに打ってみたところしっかり捕まって打てました。
5球ずつの平均値比較
初速
ステルス プラス=67.7m/s、ローグST MAX LS=66.8m/s
スピン量
ステルス プラス=2268rpm、ローグST MAX LS=2501rpm
打ち出し角
ステルス プラス=15°、ローグST MAX LS=15°
総飛距離
ステルス プラス=266.6y、ローグST MAX LS=263.4y
似たモデルでも違いはある
ローグST MAX LSも低スピンモデルなのは間違いないですが、ステルスプラスの方が更に低スピンです。最初の画像にもあるようにスピン量が2000rpm台を切ったのはステルスプラスだけです。そこに高初速が加わると、やはり飛距離性能ではステルスが一枚上手と言えます。
ですが、これは平均飛距離という意味ではなく、一発の飛距離の話。
一発の最高飛距離はあるもものの少し芯を外したショットでは飛距離が落ちてしまいます。なので5球平均での飛距離には大差は出ませんでした。ステルスは飛距離性能が高いですが、ローグSTが飛ばないというわけではありません。
ローグSTもしっかり飛距離が出ますし、なによりも安定感が抜群でした。何球も試打をしていればミスショットもでますが、その時の飛距離の落ち方や曲り幅では、ステルスより一枚上手です。
どんな人に合う?
ステルス プラス
・とにかく飛ぶクラブが使いたい人
・左へのミスを減らしたい人
・ヘッドスピードは速いがスピン量が多い人
・ドローヒッター、フェードヒッターどちらでも
・打点のバラつきでのミスを減らしい人
・安心感が欲しい人
・方向性を求める人
・どちらかといえばスライサーの人
総評
また、どちらも低スピンヘッドなのは間違いないのでクラブの性能を最大に引き出すには、それなりのヘッドスピードが必要です。ローグSTなら45m/s〜。ステルス プラスは40台でも限りなく後半に近い方が性能を発揮できると思います。ステルスに関しては本当に低スピンなので、ちょっとミスをしたら、スピン不足でドロップしてしまう可能性もあります。
飛距離のステルス プラス、安定感のローグST MAX LSという印象を受けました。
おまけ
ステルス プラス ドライバー
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