人気アマが試打!キャロウェイ「ローグST」3モデルを比較してみた
【スポナビGolf 】
ステルスとはライバルのようなシリーズとして注目されている『ローグST』。どんなモデルが存在し、実際に打ってみたらどうなのか、今回もオレンジマンがデータを見ながらアマチュアの視点で深掘りしていこうと思います。
4種類のヘッドタイプ
【スポナビGolf】
その4種類というのが
・ローグST MAX LS(※セレクトストア限定販売)
・ローグST MAX
・ローグST MAX D
・ローグST MAX FAST
今回はこの4機種の中で、MAX 、MAX D、MAX FASTの3機種を試打データと共に深掘りしていきます。
見た目での違い
【スポナビGolf】
さらにクラウンはマット仕上げの塗装になっており、視覚的にもシャローに見える印象です。かなり安心感がありますが、どうしても大きいヘッドが苦手という人には少し違和感を感じるかもしれません。私自身もどちらかといえば、大きなヘッドは苦手な方でしたが、実際に打っていると苦手意識より安心感の方が勝りました。
基本的にはどれも同じような形状ですが、細かい所に違いがあるようです。MAXよりMAX Dの方が若干、後方の膨らみがヒール寄りに見えます。MAX FASTはそのMAX Dをさらに後方に伸ばしたような形状です。
実際に打ってみた
・『ローグST MAX』
シャフト: VENTUS 5 for Callaway S flex
【スポナビGolf】
打感は、とても柔らかかったです。よく弾く打感というよりはフェースに長く接しているような、球を潰している感触でした。打音は金属音よりも大人しめで低音です。個人的にとても好きな打音です。
つかまりは悪くもなく良くもなくといった印象で、軽いドローボールが打ててます。何球か打ち続けましたが、どれも似たような数値でバランスのとれたクラブでした。
シャフト: VENTUS 5 for Callaway S flex
【スポナビGolf】
打感や打音はMAXと同等です。データ上の数値では大差はありませんでしたが、感覚的な部分での違いがありました。
構えてみてもアップライトに感じるし、明らかにつかまりがよくなり、簡単に高弾道ドローが打てました。
インパクトゾーンでの自然なフェースターンがしやすく、結果的につかまりが良くなっていると思います。その分、球を強く押している感覚がありました。
シャフト: SPEEDER NX 40 for Callaway R flex
【スポナビGolf】
その中でもMAXやMAX Dとの違いはあり、打感は弾き感のある軽めの打感でした。球の捕まりもとてもよく、クラブに任せて振れば自然とつかまり、高弾道の球筋が楽に打てます。
どんな人に合う?
【スポナビGolf】
トータルバランスはとてもよく、ヘッドスピード的にも、速くないと扱えないほど難しいクラブじゃないと感じました。構えた時の安心感がそのまま数値にも現れています。
自分の持ち球が決まっていて、ある程度の操作性と寛容性を求める人には合うと思います。
【スポナビGolf】
D(ドロー)と付くだけあって構造的にもしっかり捕まりやすくなっています。ドローが打てる要素が詰まっており、持ち球がドローボールの人よりは、スライサーの人がとても恩恵を感じられるでしょう。
また、つかまりがよく優しいヘッドに重め硬めのシャフトで理想的なドローを求める上級者にも合うと思います。
【スポナビGolf】
このモデルはMAX、MAX Dとは兄弟モデルですが、特徴がまるで違うので別物と言えます。シャフトにも、いわゆるカチャカチャ機能もありませんし、リシャフトをして合うクラブにするよりも、純正シャフトそのままで十分だと感じます。
フレックスにもよりますが、ヘッドスピード30台後半〜40台前半までの人には十分な性。スピンもしっかり入り、打ち出し角も高く、捕まりもいい、これは非力な人や女性が求めるもの全てだと思います。
ここまで優しいクラブなのに、見た目はツアープロが使うようなクラブと同じ見た目なので所有感があるのもアマチュアには嬉しいポイントです。
総評
間違いなく今年のキャロウェイは豊作のようです。
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