野村克也が悔いた「人生最大の後悔」とは? 「野間口が疲れているのは、分かっていた」
【写真は共同】
わずかな弱気
9月2日、東京ドーム。シダックス対三菱ふそう川崎の都市対抗野球大会決勝。
6回を終えて3―0。シダックスは3点をリードしていた。
プロ野球界が誇る知将が、初挑戦となる社会人野球最高峰の戦いで頂点に上り詰める。そんな瞬間が刻一刻と近づいていた。
百戦錬磨の名将であるはずなのに、一塁側ベンチの野村はどうにも落ち着かなかった。
ふと、ネット裏に目をやった。本部席には社会人野球のドン、日本野球連盟会長の山本英一郎が、長嶋茂雄とともに観戦していた。長嶋は日本代表編成委員会の強化本部長を務めており、夏の甲子園大会に続いて、アマチュアの大会にも精力的に足を運んでいたのだ。
野村は生前、その時の模様を私にこう話してくれた。
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