ボールコントロールがさらにしやすくなった!タイトリスト「ボーケイ SM9 ウェッジ」

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ウェッジデザイナー、ボブ・ボーケイの信念と最先端の技術で進化した、9代目タイトリストのボーケイウェッジ。今回は、最新作「ボーケイ SM9 ウェッジ」についてクラブフィッターの小倉勇人さんに解説していただきました。

ボーケイ SM9 ウェッジの特徴

ボーケイウェッジは、ツアープロからアマチュアまで幅広く支持されているウェッジの代名詞のひとつだと思います。特にこのスピンミルドシリーズは世界中のゴルファーに愛されて、非常に結果が出ることで高い評価を受けているウェッジです。今回はその9代目のSM9がデビューしました。

ボーケイはボブ・ボーケイというウェッジデザイナーが設計したウェッジです。そのボブ・ボーケイがツアーに毎回足繁く通ってヒヤリングしたうえで、コツコツと形を作っていき、作っては聞いて改良してを繰り返したのです。多くの意見の積み重ねで、形がどんどん進化して出来たのがこのSM9になります。

1本のウェッジが万人に合うというわけではないので、そういったところをしっかり作り分けているのもボーケイが人気を集める理由です。

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代表的なのがソールの形状です。グラインドはS・M・K・F・L・Dと6種類用意されてます。それぞれ形状を変えることでゴルファーの好みに合わせて選べるようになっています。

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ソール形状に合わせて、バウンス角という、シャフトを垂直にした時にソールの出っ張る角度も複数あり、ロフトも複数揃えることで多くのゴルファーにマッチするように設計されています。

もともとボーケイは、狙った高さでボールを打ち出すことと、どんな悪条件でも安定したスピンをかける、増えすぎてもダメ、減りすぎてもダメという安定の部分を基本に考えています。

前作のSM8も「これで完成ではないか」というくらい高い評価を受けていたウェッジでした。ところがSM9を打ってみて、また随分変わったなという部分が出てきたんです。

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ソールの形状によって打ち出しがちょっと変わってしまったりするそうなんです。

プロの要求をぜひ追求したいとさらに改良を加えて、ソールの形状に合わせて重心位置を変えて、どのウェッジでも同じような球が出るように設計をし直したという、ものすごく手間が掛かったウェッジです。

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顔の形状にも手が加えられています。トップラインに削りを入れてアイアンとの繋がりが良いように考えたヘッド形状の微調整がされてます。好みもありますが、多くのツアープロが好む傾向にフェース形状も変えられているそうです。

実際に構えるとアイアンと同じようなシャープなイメージもわきやすくなったので、構えやすさにもつながっているのかなという印象です。

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SM9はフェース面の平面率も高めるために、従来の1度磨いてから平面率を出して溝を彫ったミーリングの上から、さらにミーリングをかけることでより平面率を高めた仕上げにしています。安定してスピンをかけるためもう一手間増やしました。

こういう地道なものが、初代から積み重なってでき上がったのが9代目のSM9です。

試打した感想

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よりフェースに乗っている時間が長く、低く飛び出し、安定してスピンがかかります。ボールコントロールがさらにしやすくなった印象です。

グラインドの数が多いと選ぶのに悩むアマチュアの方もいると思いますが、タイトリストはしっかりその部分も配慮してフィッテイングもやっています。そういったものも利用して、ベストなボーケイウェッジを見つけてほしいと思います。とっても良いウェッジです。

ボーケイの旧作もチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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