【最新】ミズノ2022年新作「ST220 シリーズ」を徹底解説!

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ミズノSTシリーズに2022年モデルが登場しました。そこで今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに、新しく登場したミズノ「ST220シリーズ」をまとめて詳しく解説していただきました。

ミズノ STシリーズについて

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ミズノのSTシリーズというのは、ワールドワイドでグローバルに展開されているウッドのラインナップになります。日本国内では2020年から展開されるようになって、最初に発売されたのがST200シリーズです。

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今回2022年モデルが新シリーズとして登場しました。

ST220シリーズ:ドライバーの特徴

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前作同様、ドライバーは2モデルで、ST-X 220とST-Z 220があります。Xの付いてる方が球のつかまりを良くしたヘッドになっています。

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Zの方は球のつかまりを少し抑えて、構えたときもフェースアングルが少しオープンに見えるモデルになっています。

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STシリーズの一番の特徴は、フォージドβチタンというフェース素材を使っているところです。ミズノさんは「禁断の素材」と言っています。

フォージドβチタン合金は高反発のときに使用してた素材で、強いけどしなやかという特徴があります。それをルールギリギリいっぱいまで持っていくように、制限かけて使っていたというのが特徴です。

コアテックフェースというフェースの中心部分に厚く、周辺部分を薄くする独自設計も採用。広い範囲でルール内限界の高い反発性を発揮しています。

ヘッドに使われているカーボンの面積が増えてます。新しいST220のシリーズでは、2モデルともソールのトゥ側とヒール側の両側にカーボンが使われています。クラウン側は以前からカーボンですが、カーボンの面積が増えたことで、余剰重量をソール後方に集めることができました。

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Zの方はちょうど中央部分にウェイトが配置してあります。球のつかまりの良いXの方は、若干ヒール側に寄っているのが分かると思います。このような調整で球のつかまり度合いを変えて設計しているところが特徴です。

ST-X220シリーズ:フェアウェイウッドの特徴

ST-X220シリーズのフェアウェイウッドは、3番ウッドと5番ウッドはヘッドの素材が変わっています。

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ST-X 220の3番ウッド(ロフト角:15°)は、ドライバーと同じチタン製のフェアウェイウッドです。

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ST-X220の5番ウッド(ロフト角:18°)は、ステンレススチールになっています。ヘッド体積はそれほど小さくはないので、安心感を持って構えられるようには作られています。

試打した感想は、今時のフェアウェイウッドらしくとてもフェースの弾きが良いので、飛距離方向に振ったフェアウェイウッドと言えると思います。

ST-X220シリーズ:ユーティリティの特徴

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ユーティリティは、ウッドタイプになっています。標準的なヘッドサイズといっていいでしょう。少し飛び系の雰囲気もあるんですが、そこまでヘッドが大きくないので、意外と操作がしやすいタイプにもなっています。

ST220シリーズ全体の印象は?

フェアウェイウッドとユーティリティは、球のつかまりが良いXシリーズからのラインナップのようになっています。

Xシリーズは、全体的には球のつかまりをアシストしつつ、やさしく打てるモデルです。ハードヒッターや左を嫌う人は、Zのモデルをチョイスするとよいでしょう。

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今回標準シャフトが何種類か用意されているので、パワーにあった重さ、硬さの物を選べるようになっています。

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2021年に発売されたST-Xと、ST-Zの後継モデルになりますが、全体的に球のつかまりが良くなっていて、なおかつ慣性モーメントもアップしているように感じられるので、使いやすくなっているモデルだと思います。

前作が少し手強かったなと言う人も、今回の新しいST220シリーズのモデルを一度試打してもらえればと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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