柳田悠岐がみんなのMVP“年間大賞”に 一方「該当者なし」が多かったチームは…
4位以下には若手が多数ランクイン
12球団の全体トップ11選手のポジション別内訳は「投手3人、野手8人」。毎試合出場が可能な野手陣のMVP選出回数が多くなった中、投手陣だけを見ると森下、伊藤の2人がトップで、MVP&沢村賞右腕の山本を上回った形。その山本に次ぐ、獲得回数16回だった宮城大弥(オリックス)、柳裕也(中日)の2人の飛躍、奮闘ぶりも目立ち、ファンから大きな支持を得た。
※リンク先は外部サイトの場合があります
「該当者なし」の回数は…
この「該当者なし」は、もちろんチームの勝敗に大きく左右されただろうが、同時にゲーム内容、そしてチーム内のスター選手の有無にも通じたのではないかと推察される。いわゆる「負けても楽しめた」ならばファンは溜飲を下げることができ、「負けても○○選手のホームランを見ることができた」と思えたならば、満足して球場を後にできるのではないだろうか。
奇しくも、「該当者なし」のワースト1、2の球団は、ともに監督交代となり、フレッシュな新監督による新体制のもとで22年をスタートさせる。来る新シーズン、負け試合でも誰かに投票したくなるようなゲームを増やし、ひと振りでファンを満足させる新たなスター選手の誕生を、是非とも期待したい。
2021年「みんなのMVP」獲得回数、12球団トップ10
2位 岡本和真 26回
3位 島内宏明 23回
4位 牧秀悟 22回
5位 鈴木誠也 18回
5位 森下暢仁 18回
5位 ビシエド 18回
5位 伊藤大海 18回
9位 山本由伸 17回
9位 近本光司 17回
9位 マーティン 17回
2021年「みんなのMVP」該当者なし回数
13回 中日
8回 オリックス
7回 広島
7回 西武
6回 ヤクルト
6回 阪神
5回 ソフトバンク
4回 ロッテ
4回 DeNA
3回 楽天
1回 巨人