軽量で頼れるアスリートモデル!タイトリスト「TSi1 フェアウェイメタル」

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タイトリストが2021年TSiシリーズの追加モデルとして「TSi1」と「TSi4」を発売しました。今回は、タイトリスト「TSi1 フェアウェイメタル」をクラブフィッターの小倉勇人さんが試打。その特徴を解説していただきました。

TSi1 フェアウェイメタルの特徴

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TSi1というモデルは、非常に軽量に仕上げられたアスリートモデルです。このフェアウェイメタルは、3番で282gと非常に軽量に仕上げられています。

これだけ軽いとアべレージ向けモデルの印象を受けるかもしれません。ただ、しっかり操作性を持たせつつニュートラルな仕上がりのモデルなので、やさしいというよりは割と直進性の強い、狙ったところに打ち出しやすいモデルです。つかまえてくれるとか助けてくれる感じはあまりないので、非常に唯一無二のモデルかなと思います。

試打の感想

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打ってみると非常にミートしやすいです。シャフトがしっかりしていて、ヘッド自体はタイトリスト独自の技術がしっかり詰まってますので、少し打点がズレてもしっかり球は上がります。

フワッと打つには本当に打ちやすいんですが、自分のヘッドスピードでしっかり振ろうとすると、他のクラブとの重量差がありすぎると難しくなるので、気をつけて選ぶと良いと思います。

おすすめのユーザー

おすすめユーザーとしては、ズバリTSi1のドライバー使用者です。基本的に流れはバッチリなので、このシリーズで揃えるのが1番いいんじゃないかなと思います。

TSi2・TSi3ドライバー使用者には軽すぎる可能性もあるので、逆に難しくなってミートしづらくなってしまうと思います。TSi2・TSi3にもメタルが用意されてるので、そちらを選んだ方がいいでしょう。それくらいTSi1は重量を軽めに仕上げられているモデルです。

TSi1以外のドライバーを使ってる人でも、軽量なモデルを使っている人には重量的には合うと思います。つかまりが抑えられているので、左のミスをしたくない人には非常にいいクラブです。フルショットするというよりは、自分でコントロールして当てにいきたい人にはおすすめできます。

TSi1シリーズが合うユーザー

そもそもTSi1のシリーズが合う人って、ボールはつかまえられるけどヘッドスピードが落ちてきたアスリートシニアや、もともと体が大きくなくてヘッドスピードは出せないが技術的にボールをつかまえることができる人、飛距離を武器にしないで試合で戦ってる人には、飛距離を伸ばすという点では非常におすすめのシリーズです。

そういった人がフェアウェイウッドからドライバー、ユーティリティの流れで選べば一貫したしたスイングで狙っていけるので非常に武器になると思います。

ぜひ一貫して打っていただいて、軽いものでもしっかりミートできる、同じスイングで打てる、ヘッドスピードが上がる、そういったところをチェックしていただきたいです。1つでもハマるクラブがあれば、ビシッとラインで揃えた方がおすすめかなと思います。

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タイトリストのクラブをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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