【試打計測】飛距離を稼げる!テーラーメイド「SIM2 レスキュー 2モデル」

スポナビGolf

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今回は、ティーチングプロの石井良介さんに、テーラーメイドSIM2・SIM2 MAXレスキュー2モデルをまとめて試打計測してもらい、その感想を語っていただきました。

SIM2 MAXレスキューを試打

試打で使用したクラブは、5番ロフト角25度で、シャフトはKBS MAX MT85 JP(STEEL)です。

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上から見た感じは、ティアドロップ形状で前作SIM MAXのレスキューとそれほど変わっていません。

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5番なので、180〜190位出ればいいのかなと思います。

SIM MAXのときには3番を使っていて、スピンが少なすぎてボールが止まらないという経験をしていましたが、5番なので、それが4・3番だとどう変わるか打ってみたいのですが、5番の時点ではちゃんと高さも出ていて、飛距離性能も高いと思いました。

極端につかまる感じはなく、割とニュートラルなヘッドの印象です。

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結構高さが出ますね。Face To Pathを見て欲しいのですが、クラブに対してフェースが若干開いている状態でボールがちゃんとフェードボールになっているので、クラブそのものがニュートラルなのだと分かります。

割とロフトが多いタイプのユーティリティは、ボールが少しフックしてしまう、つかまりすぎてしまうところがクラブのネガティブな面ではあるのですが、このクラブに関しては素直にクラブが向いてるところに真っ直ぐ飛んでると思いました。

スチールシャフトが入っているユーティリティなので、急な挙動はなく、クラブの重さで振れる感じはします。または、少し重さは感じるので、カーボンにするかスチールシャフトにするのかは選んでほしいところです。

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軽いフック系のボールになってますけど、少しつかまりの要素はあるものの極端ではないで、どんなスイングタイプの方が使っても良い結果が出ると思います。

SMASH FACTORが1.47と結構出ていて、当たり損ねのドライバーよりミートしている感じのクラブになので、ヘッドそのものの反発性も高く距離も結構期待できると思います。

スピンが5000回転くらい入っているので、極端にスピンが少なすぎて扱えないということはこの5番に関してはないので、しっかりグリーンを直接狙っていっても良いでしょう。

SIM2 レスキューを試打

試打で使用したクラブは、3番でロフト角19.5度、シャフトは純正のカーボン70g(TENSEI SILVER TM70 CARBON S)が入っています。セレクトストア限定販売となっているモデルです。

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SIM2レスキューはヘッドスピードが速い方や叩ける方が好むクジラ型の形状です。

トゥ側にボリュームがあって、引っかけとかがしづらく、球を押さえやすそうなヘッド形状をしています。

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SIM2 MAXと打ち比べると、ヘッドそのものの剛性感というか、当たった瞬間球を前に飛ばすような圧のような少し違うものを感じます。

モデルとして、SIM2 MAXレスキューの方が軽やかにボールを持ち上げてくれる、ボールを浮かせてくれるイメージがあり、SIM2 レスキューの方は、ライナー系、球を強い球でいくことをメーカーの方でも考えて作っているのが伝わってきます。

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シャフトが純正のSなので、段々気合いが入ってくるのはちょっと許して欲しいのですけど、それでもCARRYで222.2、TOTALで235.2、こんなに飛んじゃうの?というくらいの飛距離です。

狭いホールでのティーショットとか、風が吹いているときに距離を稼ぎたいときには、こんな強い球が打てるクラブが良いのかなと思います。

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ちょっと球を上に上げて右に曲げて打ってみても、割と操作もしやすい感触はあります。

SIM2レスキューは距離を稼いだり、グリーン上にボールを止めたりしやすいと思います。

SIM2 MAXレスキューとSIM2レスキューの選び方

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構えたときのフェース面の見え方が、アイアンからの流れで考えるのであればSIM2レスキュー。

逆にウッドからの流れで考えるならば、SIM2 MAXレスキューを選んでいただくと、構えた感じが実際のボールとイメージしやすくなると思います。

どちらがいいか悩んだときに、ウッド側から流れを作りたいのか、アイアン側から流れを作りたいのかというところで選んでみてはいかがでしょう。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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