【試打計測】寛容性が高い!テーラーメイド「SIM2 MAX ドライバー」

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2021年2月にテーラーメイドの新作「SIM2シリーズ」が登場しました。今回は、SIM2 MAXドライバーをティーチングプロの石井良介さんに試打計測してもらい、その感想を語っていただきました。

テーラーメイド「SIM2 MAXドライバー」について

前作のSIMシリーズをお使いだった方は、そのまま素直にSIM2 MAXを使って僕は問題ないと思っています。

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構えた感じは、クラウンの部分が黒色に変わっています。以前のテーラーメイドのMシリーズ、M1〜M6までは黒でしたが、SIMシリーズになってグレーになり、今回また黒に戻ってきました。構えた感じが黒くしまった印象です。

SIM2 MAXドライバーを試打計測

試打で使用したクラブ:ロフト角10.5度
試打で使用したシャフト:TENSEI BLUE TM50(‘21)Sフレックス

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当たったときの打球感が前作の柔らかい打感のSIM MAXより、今回のSIM2 MAXは少し弾いている感じが入っていると思います。

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ロフト角10.5度の純正シャフトのSで試打をしてみたところ、ちょっと球が高くなりスピンが多くなってます。

SIM2と比較すると、SIM2 MAXの方がほんの少し球がつかまるので、少し高い球になるイメージになり、弾道にもそれが出ています。

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SIM2の試打で2500回転・2200回転が出てたのが、SIM2 MAXでスピンが減ったなと本人が思っていても2700回転ぐらいになってるので、SIM2と比較するとほんの少しだけスピンが入るのかなという印象です。

この純正のシャフトに合わせて、クラブスピードは今42・43前後で合わせて打ってますが、スマッシュファクター1.47でした。

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ボールスピードが62・63出てるということは、クラブの初速性能は高いです。今バックスピン、スピンレートが2560ですが、これくらいのスピンで収まっているのであれば、球自体は十分浮いてくれて前に飛んでくれる球になりやすいです。

クラブスピード42.6で250〜260ヤードくらい球が飛んでいれば、クラブの飛距離性能としては十分です。弾道を見ていただいても軽くつかまっていて高さもちょうど良い球です。

コースに行ってこれくらいの球を打てれば、何の問題もなくセカンドを狙えると思います。

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SIM2 MAXは、自分がしたスイング通りの球が出やすく、寛容性が高いです。多少芯を外しても球が曲がらないとか、スピンが少なくて球が飛んでいき、コースに行ったときにちゃんと球の高さが出てくれるクラブだと思います。

SIM2 MAXよりも球を左に行かせたくなければSIM2を選ぶと良いと思います。もう少し球をつかまえたい、左に曲げたい方はSIM2 MAX-Dというように、SIM2 MAXは他の2モデルのど真ん中の基準のクラブだと思います。ぜひ一度試してみてください。

口コミ

総合評価 ★★★★★☆☆ 5.8口コミ54件

ロクデモナイス
年齢:41歳 性別:男性 ゴルフ歴:11年~15年 平均ヘッドスピード:46m/s~50m/s 平均スコア:85~89 平均ラウンド数:1ヶ月に1回程度
SIMと比較するととにかく曲がらないです。それに球も上がるのでやさしいドライバーです。シャフトを選べば武器になると思います。コースに出たら飛んで曲がるドライバーより、曲がらないドライバーが一番扱いやすいです。現在はste… [続きを読む]
わん
年齢:52歳 性別:男性 ゴルフ歴:4年~5年 平均ヘッドスピード:41m/s~45m/s 平均スコア:90~99 平均ラウンド数:1ヶ月に1回程度
6年ほどG400LSTを使いつづけており、新製品が出るたびに試打をしてみるものの、結局ドライバーを買い替える事はありませんでした。先日、テーラーのドライバーで何故かSIM2系だけ打った事に気付き、中古ショップでレンタルし… [続きを読む]

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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