【試打計測】球が左に行くのが嫌なゴルファーに◎ テーラーメイド「SIM2 ドライバー」

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2020年のゴルフ界を牽引したテーラーメイドのSIMシリーズ。2021年2月にはSIMの新作「SIM2シリーズ」が登場しました。今回は、SIM2 ドライバーをティーチングプロの石井良介さんに試打計測してもらい、その感想を語っていただきました。

テーラーメイド「SIM2 ドライバー」について

テーラーメイドSIM2ドライバーは、昨年大ヒットしたSIMシリーズの最新作で、セレクトストア限定販売となっています。

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今回のSIM2の一番すごい点は、フェースを溶接していないところです。ネックの部分からフェースの部分が1つのパーツで出来ていて、反発係数もギリギリ高いところまでもっていき、重さのばらつきも少なくなっています。

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SIM2に変わってウェイトのカートリッジがなくなり微調整が出来ないのですが、それをなくしてまでもこちらにメリットがあると、テーラーメイドは提案しているところは楽しみなところです。

純正のSシャフト・ロフトが10.5度で試打計測

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■試打で使用したクラブ:ロフト角10.5度
■試打で使用したシャフト:TENSEI SILVER TM50(‘21)Sフレックス

前作のSIMや、それ以前のテーラーメイドM5・M3・M1奇数番手シリーズの後継になりますが、シリーズの流れとして、球がつかまりきらない、右に行きやすい傾向がありました。

今回のSIM2ドライバーはそれほどつかまらない雰囲気はなく、割とニュートラルな挙動なのかなという感じで、前作より扱いやすい感じがします。

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何発打っても真っ直ぐきれいなフェードボールという感じですね。

前作のSIMは、当たった瞬間ちょっと硬めの乾いた打音がして弾き感のある打感で、SIM MAXがもう少し柔らかい音がしました。今回のSIM2の方が柔らかさが出て、前作との違いを一番感じる部分です。

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前作のSIMからスピンは少なめのクラブなので、スピンの多いゴルファーが使うとスピン量が改善されていました。
一般的なクラブを使って3000回転ぐらい出る人が、SIM2のシリーズを使うとそれが2500〜2600回転、場合によっては2000回転前半になったりすることもあります。

球が浮かなくて困ってる方でSIMを使いたい方は、ロフトの多いのをシャフトとの組み合わせで選んでいただくと良いと思います。

または、SIM2 MAX・SIM2 MAX-Dモデルの方がちょっとスピンが入るので、球が浮かない人にとっては、SIM2よりもこの2モデルの方が恩恵を受けられるかも知れません。

逆にどうしてもスピンが多くなって吹けてしまう、球が左に行くのが嫌なゴルファーはSIM2を選んでいただくと良いかなと思います。ぜひ一度試してみてください。

口コミ

総合評価 ★★★★★☆☆ 5.9口コミ46件

rinaturo
年齢:57歳 性別:男性 ゴルフ歴:21年以上 平均ヘッドスピード:41m/s~45m/s 平均スコア:85~89 平均ラウンド数:1ヶ月に2回程度
打感、飛距離、構えやすさ、すべてにおいて、私にはこれを超えるドライバーはありません。SIM2MAXも一年超使いましたが、OBが減り、こちらも良かったですが、10.5では上がりすぎる気がして(飛んでますが)、SIM2の10… [続きを読む]
Tamma
年齢:62歳 性別:男性 ゴルフ歴:21年以上 平均ヘッドスピード:41m/s~45m/s 平均スコア:80~84 平均ラウンド数:1ヶ月に2回程度
世間ではつかまりにくいと言う評価のようですが、元々スライサーだった私でも良い感じのドローが打てます。左が嫌な方にはお勧め出来るドライバーだと思います。M4を使っていましたが、SIM2の方が明らかに飛距離が出ています。なお… [続きを読む]

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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