初心者、中級者が扱いやすい!ミズノ「Es21 ウェッジ」

スポナビGolf

【スポナビGolf】

世界に誇る鍛造技術と新テクノロジーでウェッジのやさしさを進化させたミズノ。今回は「Es21ウェッジ」をクラブフィッターの小倉勇人さんが試打。その特徴を解説していただきました。

性能の特徴

フォージド軟鉄を使うのが得意なミズノが作ったウェッジです。

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非常に凝った構造になっていて、フェース面とネックの部分は、軟鉄鍛造グレンフォージドHD製法という鉄線を鉄のラインを繋いだまま鍛造。そこのフェースとネック部分に後方パーツを溶接して作っています。

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この構造にすることで、ウエイト配分により重心の位置をしっかり芯の真ん中、フェース中央に寄せています。

溶接することで、中空構造になり少し重心が下がっているので、非常に重心の位置を理想に近づけつつ、ミスに強くやさしいウェッジに仕上がっています。今回のウェッジは非常にこだわりを持って作り込んできたなという印象を受けました。

試打の感想

実際打ってみると、非常に芯に当てやすい印象でした。

今回のウェッジは、今までのミズノのウェッジとは違う印象で、適度なオートマチック感と、芯を外しても球が上がる良い意味での許容性があり、球の抜け具合がよく、安定したアプローチが可能なウェッジだと思います。

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このウェッジのさらにすごいところは、バリエーションがとても多いところです。ロフトを46度からほぼ1度刻みで60度まで用意してます。もちろん、56度、58度ウェッジで使われるところはバウンスのバリエーションもその中にあります。

さらに、ワイドソールの物も用意していて、非常に細かく選べるようになっています。性能も追求しつつ、ユーザーが細かく選べるようにこだわることが可能な仕様になっています。

仕上げの違い

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仕上げも2種類あります。イオンプレーティングの青い仕様と、サテンの通常のメッキ、さらに黒いダーク仕上げのものも追加される予定だそうです。

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それぞれの組み合わせのシャフトが固定されていて、サテンの方は日本シャフトN.S.PRO MODUS3 WEDGE 105。イオンプレーティングの青い方は、ツルーペッパーのダイナミックゴールド120のウェッジ仕様で、それぞれ専用の設計になっています。

この2本の一番の違いは重さです。イオンプレーティングのダイナミックゴールド120は少し重めになってます。105ウェッジと比較すると、約15グラムくらいシャフト単体で重量差があるので、自身が使ってるアイアンの重さからシャフトの重さを選ぶと良いと思います。

おすすめのユーザー

ミズノのウェッジは上級者向けのイメージがありますが、今回のウェッジは、重心が少しトゥ側にありオートマッチックな打感です。操作性はもちろんありますが、ミスの幅が狭まってる印象です。

ロフトやシャフト、ソールなどバリエーションも豊富で、初心者・中級者の方でも、ミスに強く球を拾ってくれる印象があるので、打ち手を選ばずさまざまな人が使えるモデルだと思います。ぜひ一度試してみてください。

口コミ

総合評価 ★★★★★☆☆ 5.0口コミ1件

カリアゲ君
年齢:37歳 性別:男性 ゴルフ歴:11年~15年 平均ヘッドスピード:46m/s~50m/s 平均スコア:85~89 平均ラウンド数:1ヶ月に2回程度
・マッスルバックなどの高重心アイアン愛用者・ダウンブロー強め・雨やラフなどの悪条件でも安定したスピン性能が欲しい。上記に当てはまる人にはメリットの大きいウェッジです。ミズノさんのこのウェッジで狙ってる層がニッチ過ぎてヒッ… [続きを読む]

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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