2シーズンぶりの開催となるチャンピオンシップ（CS）がいよいよ目前に迫ってきた。そこで、スポーツナビとバスケットボールキングで配信しているBリーグ応援番組『B MY HERO!』でMCを務めるこにわさん、関根ささらさん、そしてスポーツナビのバスケットボール担当の細谷和憲、そしてバスケットボールキングの入江美紀雄編集長の4名で今シーズンを振り返るとともに、CSの展望を語ってもらった。

――それでは最初にレギュラーシーズンのトピックスを皆さんにあげていただければと思います。こにわさんからお願いします。

こにわ　なんと言っても宇都宮ブレックスの強さが際立ったシーズンだと思います。安齋（竜三）ヘッドコーチ体制3シーズン目、その実力が確立されたと思います。今シーズンをリードしたのは間違いなく宇都宮ですね。

入江　東地区の優勝が決まった後、川崎（ブレイブサンダース）に連敗しましたが、今シーズン、同一カードの連敗はそれのみ。CSに向けた選手起用も試していたようで、逆に不気味さも感じました。

こにわ　戦い方がフットサルみたいですね。フットサルってセットごとの対決なんです。セットを作って、セットごとに丸々選手や戦術を変えてくるんです。まさに今年のブレックスはセット替えをしてきました。あれはBリーグのどのチームもやってないかな。

関根　5人丸々替えるケースもありましたからね。

こにわ　3人替えてきたりとか。現在、タイムシェアがものすごく重要視されている中で、それを一番うまく作るチームだと感じました。

入江　しかも、出てくる選手がセカンドユニットじゃないんですよね。

こにわ・関根　全然ファーストですよ！！

入江　相手チームからしたら嫌ですね。ベンチからテーブス（海）選手、渡邉（裕規）選手が出てくるわけですよ。

こにわ　それに、（ジェフ）ギブス選手が入ってきて。さらに田臥（勇太）さんもいますからね。

細谷　日本代表候補の比江島（慎）選手ですらベンチスタートも多かったです。

こにわ　これはまさにBリーグのレベルが上がったってことを証明していることだと思うんです。比江島慎がシックスマンでプレーするクラブがあるリーグなんです。

――関根さんはいかがですか？