原監督の発信力、岡田監督の洞察力 赤星憲広×井端弘和「アカイバ対談」#8
2000年代後半にしのぎを削った原監督(左)と岡田監督。2人の今だから話せる裏話を赤星、井端が語っていく 【写真は共同】
第8回は原辰徳監督と岡田彰布監督について語る。井端が選手生活終盤に仕えた原監督、赤星が現役時代にともに戦った岡田監督の、今だから話せる裏話を披露していく。
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「開幕間際に高橋由伸と俺が呼ばれて……」
現役時代、最後の2年間で原巨人の一員になった井端。同級生の高橋由伸とともに指揮官から呼ばれたエピソードを明かす 【スポーツナビ】
井端 やっぱりジャイアンツで(一緒だった)、原(辰徳)さんですね。
赤星 あ、そっか。井端さん、(現役)最後の2年間、ジャイアンツですもんね。ちなみに原監督は、好きな監督ランキング4位です。3人(野村克也氏、星野仙一氏、落合博満氏)に次いで、ということなんですけど。
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赤星 いや、ほぼほぼ、井端さんのために行われている感じですよ!
井端 原さんは近年、セ・リーグで1番優勝している監督だと思う。その中で、巨人の野球、原さんの野球を2年間だけど知れたのは、プラスだったかなと思うね。ジャイアンツには、(現役)最後の39、40(歳)の時に行ったけど、開幕間際に高橋由伸と俺が呼ばれて、「お前らベテランになったし、野球を勉強していかないといけないから、スタメンじゃない時とかは俺の采配を見て、ああでもない、こうでもない、俺ならこうするっていうのを、ずっとやりながら見ろ」って言われた。
赤星 へぇ〜!
井端 序盤とか、(試合に)出てない時とか、そこから(由伸と)2人で、例えば原さんがバントしたら「ここはバントじゃねぇよな」って会話はしたね。(監督)公認だから。
赤星 原さんの近くでそういう話をしたりとか!?
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