【#STAYHOMEのすすめ】管理栄養士・鈴木晴香さんが教える「おすすめ食事法」

構成:スポーツナビ

【写真:アフロ】

 新型コロナウイルスの流行によって、外出自粛を余儀なくされている方が多いはず。しかし、家にいる時間が増えるにつれて、心身に支障をきたしている人も少なくないのではないでしょうか。

 今回は、味の素ビクトリープロジェクトでトップアスリートの栄養や食事をサポートする管理栄養士の鈴木晴香さんに、家にこもりがちなときに健康に過ごすための食事のポイントをうかがいました。

外出自粛がもたらす食事・栄養面の問題点とは

 ずっと家で過ごしていると、朝遅く起きてしまったり、食事を抜いてしまったりと、生活リズムが乱れてしまいがちです。通学や通勤ができなかったり、運動ができなかったりもするので、どうしてもエネルギーの消費量が少なくなってしまいます。いつもの生活ではないと体内時計が乱れてしまい、体調を崩しやすくなるでしょう。

 また、体内時計が乱れると、食べたものが消化吸収できず、食欲がわかないということもあると思います。

問題点を解決する「3つの食事法」を心がけよう

■その1:3食しっかり食べる。特に“朝食”が大事

【写真:アフロ】

 まずは、朝・昼・晩の3食をしっかり食べることです。食事をちゃんと決まった時間に食べることは、体内時計を整えるためにすごく大切。特に「朝食」がポイントです。

 起床直後は体温が低い状態。食事によって体温を上げて活動できる体にし、脳を目覚めさせることが大事です。できるだけ朝もいつも通りしっかり起きて、朝食からいつもと変わらない量を食べていただきたいですね。

 朝食を食べることで血糖値が上がると、活動的になったり、やる気が起きたりします。家にこもっているとどうしてもエネルギー消費量が低くなりがちですが、体温を上げるとエネルギー消費量も上がります。

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