J1の5クラブで背番号10が“欠番”に 栄光の番号がなぜ空いたままなのか
今シーズンのJ1で「10」をつけているのは13人。横浜FM、鹿島、仙台、鳥栖、神戸の5チームでは空き番となっている 【(C)J.LEAGUE】
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昨季MVPの仲川は今季も「ニッサンで」
昨シーズンのMVPで得点王にも輝いた仲川は、木村や中村、山瀬らが背負ってきた横浜FMの「10」を継承するにふさわしい選手だ。だが本人にその気はなく、現在ベルギーでプレーする天野が戻ってきた時のために空けているという 【(C)J.LEAGUE】
それまでは単なる二桁の背番号だった「10」が、スウェーデンで開催された第6回W杯を境にエースナンバーへと昇華。時代を彩るスーパースターたちが、自身の代名詞として背負ってきた。
ブラジル代表ではその後に神様ジーコが拝命。アルゼンチン代表ではディエゴ・マラドーナからリオネル・メッシへ引き継がれ、フランス代表ではミシェル・プラティニからジネディーヌ・ジダンを経て、いまは2018年のロシアW杯優勝に貢献したキリアン・エムバペが背負う。
新たな波は93年にJリーグが産声をあげた日本にも伝播。開幕戦ではラモス瑠偉(ヴェルディ川崎)や木村和司(横浜FM)に加えて、ジーコ(鹿島)、ゲーリー・リネカー(名古屋グランパス)、ピエール・リトバルスキー(ジェフ市原)らの大物外国人が「10」を託された。
当時の変動番号制が97年に固定番号制に移行してからは、ドラガン・ストイコビッチ(名古屋)、中村俊輔(横浜FM)、藤田俊哉(ジュビロ磐田)が個人タイトルの最高峰、MVPを添えて輝かせてきた「10」に、今シーズンのJ1でちょっとした変化が生じている。横浜FM、鹿島、仙台、鳥栖、そして神戸の5チームが「10」を欠番としたまま開幕節を迎えたのだ。各チームに何が起こっているのか――。
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