全ての部門で選ばれた唯一のピッチャーは? プロ野球部門別ランキング・投手総集編
コントロール部門は西がトップ、不調の菅野もランクイン
巨人の絶対的エース・菅野は今季、まさかの不調に陥った。それでもコントロール部門で2位に選ばれ、ファンからの支持の高さがうかがえる 【写真は共同】
続く2位には、菅野智之(巨人)が全体の15.48%(1143票)を集めてランクイン。今季は不安定な投球が目立ったが、昨季までのパフォーマンスだったならば1位だったかもしれない。以下、山本、大瀬良大地(広島)、有原航平(北海道日本ハム)、球団外国人のシーズン記録となる11連勝をマークしたニール(埼玉西武)がランクイン。10位に入ったジョンソン以外はすべて先発投手で、やはり「試合をつくる信頼度の高さ=コントロールの良さ」だと言えるだろう。
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ファンから最も評価されている投手は
投手部門で唯一、全てのジャンルでランクインしたオリックス・山本由伸 【写真は共同】
また、野手編も含めた今回の企画で改めて気付かされたのは、侍ジャパンの影響力は大いにあれど、所属する球団やセ・パのリーグによる「偏り」が、ほぼなかったことである。その理由として、多くのチーム、選手のプレーを見る機会・方法があり、さまざまな成績・データを誰でも瞬時に手に入れられるようになったことが挙げられるだろう。そして、ファンの「観る目」が養われれば、選手は必ず育つ。来季、今回の投票で支持された選手のより一層の活躍と、新たなスター誕生を期待したい。