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天皇賞・秋は人気2頭の一騎打ちか否か?
過去データから浮上する“第3の馬”

アーモンドアイとサートゥルナーリアが初対決

 東京競馬場の芝2000mを舞台に争われる秋の天皇賞。荒れるG1の代名詞となっていた時期もあったが、ここ20年ほどは人気馬がおおむね安定した走りを見せている。ただ、今年は人気を集めそうな2頭、アーモンドアイが安田記念以来の休養明けで、サートゥルナーリアは古馬と初対戦の3歳馬。それでも2頭の一騎打ちとなるのか、あるいは波乱の結末が待っているのか。データから分析してみたい。データの分析には、JRA-VAN Data Lab.とTarget frontier JV、馬天楼 for データde出〜たを利用した。

人気別成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 過去10年、1番人気が連対率60.0%、2番人気は複勝率60.0%と、1、2番人気の信頼性は上々だ。3〜4番人気は計【0.2.1.17】複勝率15.0%と奮わず、5〜7番人気が【5.2.4.19】同36.7%と健闘。8番人気以下になると3着以内に2頭のみと、穴馬の出番は少ない。

1〜3着馬の人気と、主な配当

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 注意したいのは、1、2番人気馬によるワンツー決着は過去10年で1回しかないことだ。1、2番人気が揃って連対を外したのも10年前の一度きりで、どちらか一方のみ連対した年が8回を占める。

年齢別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 年齢別では4、5歳馬が中心になり、ともに連対率19%台、複勝率28%台。6勝を挙げている5歳馬の勝率が高いが、馬券に絡む確率は互角だ。また、4歳の3着以内馬12頭のうち半数の6頭が6番人気以下なのに対し、5歳馬は同13頭中10頭が5番人気以内という違いがある。

前走レース別成績(本年登録馬の前走)

表4
表4【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 過去10年の前走レース別で好走馬を多く出しているのは、毎日王冠、宝塚記念、そして札幌記念の3競走。オールカマーと京都大賞典からの出走馬も計40頭を数えるが、オールカマーは昨年のレイデオロ、京都大賞典は2015年のラブリーデイが優勝した以外は、すべて馬券圏外に敗退した。もし狙うなら相手候補ではなく、思い切って馬単や3連単の1着に据える手もある。

3歳馬の前走内容別成績(1986年以降)

表5
表5【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 冒頭でも触れたように、今年はアーモンドアイとサートゥルナーリアが人気を集めそうだが、アーモンドアイは安田記念、サートゥルナーリアは神戸新聞杯と、どちらも上記の主要3競走以外からの参戦になる。そこで過去10年からさらに範囲を広げ、JRA-VAN Data Lab.でデータが提供されている1986年以降について調べてみた。


 まず表5は、3歳馬の前走内容別成績である。今年のサートゥルナーリアは神戸新聞杯を1番人気で制してきたが、表にあるように前走1着馬、前走1番人気馬はともに複勝率60%台の好成績をマーク。また、前走が3歳馬同士のレースでも複勝率35.7%と、古馬との対戦だった馬の同27.8%を上回っており、不安視する必要はまったくない。


 ここで気になるのは、優勝馬が1996年・バブルガムフェロー、そして2002年・シンボリクリスエスの2頭しか出ていないこと(ともに3番人気)。1、2番人気に推された馬では、1988年のオグリキャップがタマモクロスとの一騎打ちの末に2着、2012年のフェノーメノはエイシンフラッシュの末脚に屈してやはり2着に敗れるなど、勝ち星には手が届いていない。

JRA-VANデータラボ

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