天皇賞・秋は人気2頭の一騎打ちか否か? 過去データから浮上する“第3の馬”
アーモンドアイとサートゥルナーリアが初対決
人気別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
1〜3着馬の人気と、主な配当
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
年齢別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走レース別成績(本年登録馬の前走)
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
3歳馬の前走内容別成績(1986年以降)
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
まず表5は、3歳馬の前走内容別成績である。今年のサートゥルナーリアは神戸新聞杯を1番人気で制してきたが、表にあるように前走1着馬、前走1番人気馬はともに複勝率60%台の好成績をマーク。また、前走が3歳馬同士のレースでも複勝率35.7%と、古馬との対戦だった馬の同27.8%を上回っており、不安視する必要はまったくない。
ここで気になるのは、優勝馬が1996年・バブルガムフェロー、そして2002年・シンボリクリスエスの2頭しか出ていないこと(ともに3番人気)。1、2番人気に推された馬では、1988年のオグリキャップがタマモクロスとの一騎打ちの末に2着、2012年のフェノーメノはエイシンフラッシュの末脚に屈してやはり2着に敗れるなど、勝ち星には手が届いていない。