イスコが先制点を決めるもベティスはホームでビルバオとドロー|レアル・ベティス

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ラ・リーガ第22節:レアル・ベティス vs アスレティック・ビルバオは2-2のドロー

【©️RealBetis】

現地時間2月2日21時キックオフのラ・リーガ第22節、レアル・ベティス対アスレティック・ビルバオの一戦は、2-2の引き分けに終わった。

前節のアウェー・マジョルカ戦で連敗を3で止めたレアル・ベティスは、ロ・セルソの復帰やアントニーの新加入など、チームとして良い流れを持ってこの試合に臨んだ。前節から先発メンバーを4人変更したベティスは、新加入のアントニーが早速スタメンデビューを果たした。

サポーターの声援を背に、前半から積極的に攻撃を仕掛けたベティスは、試合序盤から決定機を作り出した。前半10分には、前線でバカンブがボールをキープし、ヘスス・ロドリゲスへパス。ロドリゲスはキーパーと1対1の場面を迎えたが、シュートは力なく、ビルバオのGKに難なくセーブされた。しかし、めげずに両サイドからの攻撃を続けたベティスは、前半15分に先制点を奪う。新加入アントニーのシュートのこぼれ球をイスコが押し込み、ゴールネットを揺らした。

その後も攻撃の手を緩めなかったベティスは、前半30分に再びチャンスを迎える。イスコが相手からボールを奪い、前線のスペースへパス。バカンブが抜け出してGKと1対1になったが、シュートは枠を外れ、追加点とはならなかった。すると、その直後の32分、ビルバオがCKを獲得。バレデスが押し込み、試合は振り出しに戻った。

前半終了かと思われたロスタイム2分、バカンブが相手のボールを奪うと、こぼれ球がペローの元へ。ペローはペナルティエリア外から思い切りよくシュートを放ち、ボールはビルバオのゴールに吸い込まれた。このゴラッソでベティスが再びリードし、前半を2-1で終えた。

後半はオープンな展開となり、両チームがチャンスを作り合った。ベティスは前半同様、サイドを中心に攻撃を仕掛けたが、なかなかゴールを奪えなかった。流れを変えたいベティスは、63分にバカンブに代えてケガから復帰したロ・セルソを投入。しかし、試合の流れはペレグリーニ監督の思惑通りには進まなかった。

ビルバオは再びCKを獲得し、セットプレーからのゴールで同点に追いついた。勝ち越しを狙うベティスは、71分にアブデとロッキを投入し、より攻撃的なフォーメーションへ変更。さらに80分にはマルク・ロカをピッチへ送り込み、ホームの声援を受けながら攻勢を強めた。しかし、スペイン代表GKウナイ・シモンを中心とするビルバオの守備陣を崩し切ることはできず、試合はそのまま2-2で終了した。

この引き分けにより、ベティスはリーグ戦2試合負けなしとなった。ロ・セルソの復帰や、新加入アントニーの活躍など、チームにとっては明るい材料の多い試合だったと言えるだろう。次節、ベティスはアウェーでセルタと対戦する。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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