2勝クラスのダート1000m戦を考察
今夏5鞍のレア条件的中へのヒント

今週は土曜札幌、日曜小倉で1鞍ずつ

 現在の中央競馬でダート1000m戦が行われるのは、札幌、函館、そして小倉の3場のみ。その3場の開催が集中する夏競馬は、この条件を得意とする馬にとっては絶好の稼ぎどころだ。ただ、そのレースは未勝利戦や1勝クラスが中心。今週は土曜の札幌で桑園特別、そして日曜の小倉では小郡特別と2勝クラスのレースが組まれているが、この「2勝クラス・ダート1000m」戦は、この夏に5鞍しか行われない。そこで今回は、ダート1000m戦の中でも2勝クラス(旧1000万条件)に注目して、傾向を分析してみたい。データの分析には、JRA-VAN Data Lab.とTarget frontier JVを利用し、集計期間は2009年以降、本年7月までとした。

人気別成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 冒頭で「この夏に5鞍」とした2勝クラスのダート1000m戦だが、2009年から16年は年2レース、17、18年は年3レースしか行われておらず、今夏の1鞍も含め、この集計期間内に行われたのは計23レースになる。


 その人気別成績を見ると、目につくのは1番人気の安定ぶりだ。複勝率は78.3%、単複の回収率はともに100%を突破。特に14年以降は【7.0.5.1】と1頭しか馬券圏内を外していない。まず1番人気に推された馬の軽視は禁物だ。その他では、09年以降で単複とも回収率100%前後をマークする6番人気や、14年以降の複勝率が69.2%と高い4番人気あたりに注目したい。

性齢別成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 性別成績に大きな差は出ていないが、その活躍する年齢には違いがあり、牡・セン馬は4歳馬が複勝率45.0%、牝馬なら3歳馬が同48.0%を記録する。ただ、降級制度が廃止された今夏、7月7日の函館9レースでは、5歳牝馬が1〜3着を独占した(3歳馬は不在)。今後、降級しなくなった4歳馬の好走確率は低下する可能性が高そうだ。

脚質別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 ダートのスプリント戦だけあって、脚質別では逃げた馬が強い。加えてこの条件では「前走で逃げていた馬」も複勝率41.1%などの好成績を残している。こういったデータを調べていると、「逃げ馬が強いことはわかっても、前走で逃げていただけではさほど良くない、そして当該レースで逃げる馬を見極められない」というケースも多々あるものだが、「前走:逃げ」という確定した結果から、好結果を出しやすい馬がわかるというのは見逃せないポイントだろう。

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