中上級者はレベルに合わせた買い替えでさらに上達! 硬式テニスラケットおすすめ6選
【画像提供:ウインザーラケットショップ】
テニスが上達してくる中上級者になると、「もっと早いボールが打ちたい!」「もっとボレーをしていきたい!」といった、プレーに対して求めるレベルが上がっていきます。それを手助けしてくれるのはラケットです。そのため、自分の求めているプレーに合ったラケットを選ばないといけません。テニスを始めた頃に使っていたラケットのままでは、いつまでも高いレベルのプレーを実現できません。というのも上達してくると、使っているラケットに慣れてしまい、合ってないことに気付きにくくなります。自分の求めるプレーに合ったラケットを選び直していくことが、さらなる上達への一歩になります。
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「好きなプロが使っているから」という理由で選ぶのは間違い
テレビや雑誌でよく見るトッププロの人たちは、自分の理想に合ったラケットを選んでいます。ロジャー・フェデラー選手は、若い時はボールタッチの感覚とコントロール性能を求めて、フェイスサイズが90インチとかなりサイズの小さいものを使用していました。フェイスサイズが小さいとコントロール性能は高いのですが、ボールを飛ばすのにパワーを必要とします。そのため年齢によるパワー不足によって勝てない時期がありました。そこからラケットがパワーをアシストしてくれる97インチのラケットに変更することによって復活を果たしました。
また、ラファエル・ナダル選手は、しっかりと飛んでくれるラケットにスピン性能を求めて、スピンをかけつつ、重いボールを打ちやすいものを選んでいます。このように、プレーヤーがラケットに合わせるのではなく、ラケットがプレーヤーに合うように選ぶことが大事なのです。
また、ラファエル・ナダル選手は、しっかりと飛んでくれるラケットにスピン性能を求めて、スピンをかけつつ、重いボールを打ちやすいものを選んでいます。このように、プレーヤーがラケットに合わせるのではなく、ラケットがプレーヤーに合うように選ぶことが大事なのです。
アウトが多くてもっと回転量を増やしたいプレーヤーにおすすめ
回転はテニスに置いて重要な役割をします。スピン、スライス、すべてのショットで使います。しかし中級者レベルの方はスピンが思い通りにかけられないので、ついつい回転をかけようとして力んでしまいます。思い切り振ったのに手ごたえなし、という経験があると思います。そういう方はスピンを手助けしてくれるラケットを使うのがいいです。
まず、おすすめとして上げられるのが「BABOLAT ピュアアエロ」。フェイスサイズが100インチ、重さが300g、バランスポイントが320mmのラケットです。黄金スペックと呼ばれるラケットで、振り上げた時の空気抵抗が少なく、スピン性能が高いものになります。ですが、しっかりとスピンをかけるためには、ある程度のスイングスピードと振り抜きが必要なため、少しパワーが必要です。ネットプレーよりも、ストロークでしっかりと回転をかけてプレーをしたい男性におすすめのラケットです。使い慣れてくると勝手にスピンがかかるようになってきます。
もう1本は「YONEX Vコア98」。フェイスサイズが98インチ、重さが305g、バランスポイントが315mmのラケットです。ボールをしっかりとつかんで食いついてくれるので、スピン量をコントロールすることができます。打ちごたえのある打球感で、重いスピンボールを打つことができます。ピュアアエロの空気抵抗を少なくしてスピン性能を上げるのと違い、つかんで食いついてスピンをかけるので、打ち比べて好みで選ぶといいでしょう。
まず、おすすめとして上げられるのが「BABOLAT ピュアアエロ」。フェイスサイズが100インチ、重さが300g、バランスポイントが320mmのラケットです。黄金スペックと呼ばれるラケットで、振り上げた時の空気抵抗が少なく、スピン性能が高いものになります。ですが、しっかりとスピンをかけるためには、ある程度のスイングスピードと振り抜きが必要なため、少しパワーが必要です。ネットプレーよりも、ストロークでしっかりと回転をかけてプレーをしたい男性におすすめのラケットです。使い慣れてくると勝手にスピンがかかるようになってきます。
もう1本は「YONEX Vコア98」。フェイスサイズが98インチ、重さが305g、バランスポイントが315mmのラケットです。ボールをしっかりとつかんで食いついてくれるので、スピン量をコントロールすることができます。打ちごたえのある打球感で、重いスピンボールを打つことができます。ピュアアエロの空気抵抗を少なくしてスピン性能を上げるのと違い、つかんで食いついてスピンをかけるので、打ち比べて好みで選ぶといいでしょう。
ボールスピードをもっと上げたいプレーヤーにおすすめ
ボールスピードを速く打てるのは、テニスをやっていれば憧れだと思います。しかし、現実は振っても振っても思い通りに飛ばなくて力んでしまいます。ボールスピードを上げようとした時の力みは、ヒジの痛みにつながりやすいので要注意です。スピードボールを自ら打つのではなく、ラケットが飛ばしてくれるスペックはこれです。
「HEAD スピードPRO」。フェイスサイズが100インチ、重さが310g、バランスポイントが315mmのラケットです。スピードPROは、振りぬいたパワーをボールに効率よく伝達してくれるので、ボールスピードが速くなります。ストリングパターンが18×20と目が細かいので、ラケット面の安定性も高く、しっかりとボールコントロールしていくこともできます。少し重量と、ストリングパターンが細かいので、女性よりも、スイングスピードに自身のある男性におすすめのラケットです。
女性なら「Prince ツアー100」がおすすめ。フェイスサイズが100インチ、重さが310gまたは290g、バランスポイントが310mmと325mmの2パターン存在するラケットです。ツアー100は、振り抜きと弾きが良く、しっかりとボールスピードが出てくれるラケットになります。スイングスピードを上げた分だけボールにパワーが伝わってくれるので、振れば振るほどスピードが上がってくれますが、ラケット面が安定してくれるのでコントロール性も高いです。スイングスピードに自信のある男性には、310gのツアー100、女性には290gのツアー100がおすすめです。
「HEAD スピードPRO」。フェイスサイズが100インチ、重さが310g、バランスポイントが315mmのラケットです。スピードPROは、振りぬいたパワーをボールに効率よく伝達してくれるので、ボールスピードが速くなります。ストリングパターンが18×20と目が細かいので、ラケット面の安定性も高く、しっかりとボールコントロールしていくこともできます。少し重量と、ストリングパターンが細かいので、女性よりも、スイングスピードに自身のある男性におすすめのラケットです。
女性なら「Prince ツアー100」がおすすめ。フェイスサイズが100インチ、重さが310gまたは290g、バランスポイントが310mmと325mmの2パターン存在するラケットです。ツアー100は、振り抜きと弾きが良く、しっかりとボールスピードが出てくれるラケットになります。スイングスピードを上げた分だけボールにパワーが伝わってくれるので、振れば振るほどスピードが上がってくれますが、ラケット面が安定してくれるのでコントロール性も高いです。スイングスピードに自信のある男性には、310gのツアー100、女性には290gのツアー100がおすすめです。
- 【国内正規品】 HEAD (ヘッド) グラフィン360スピードプロ ジョコビッチ使用 235208 Graphene 360 Speed PRO
- 29,252円ほか
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どんなプレーでも卒なくこなす、オールラウンドプレーヤーにはコレ!
オールラウンドプレーヤーって、いい響きですよね。憧れますね! オールラウンドにプレーするにはラケットに特徴が強すぎると向かないです。スピンがかかりやすいラケットではなく、面の安定性を重視したラケットが良いです。すべてのショットを平均的に打たないといけないので、どんな場面でも面がブレずに安心して振れるのを求めます。
オールラウンドプレーヤーになるためにおすすめは「WILSON プロスタッフ97CV」。フェイスサイズが97インチ、重さが315g、バランスポイントが310mmのラケットです。重さが315gと少し重いですが、バランスポイントが手元寄りにあるので、振り抜きやすく、操作性の高いラケットです。柔らかい打球感がありつつ、面の安定性もしっかりとしているのでコントロールもしやすいラケットです。面の安定性が高いので、ネットプレーの時にも相手のボールに押されることなくしっかりと弾き返すことができます。ストロークだけでなく、ネットプレーも使ってオールラウンドにプレーをしたい方におすすめのラケットです。
もう1本は「Tecnifibre T-ファイト300XTC」フェイスサイズが98インチ、重さが300g、バランスポイントが320mmのラケットです。ボールをしっかり弾いて飛ばしてくれるので、ストロークでのボールコントロールもしやすく、ボレーでも相手のボールに押し込まれることなく返球することができます。操作性も高く、面の安定性も高いので、オールラウンドなプレーの手助けしてくれるラケットです。重さも比較的軽いラケットですので、オールランドにプレーをしたい男性だけでなく、女性の方にもおすすめのラケットです。
オールラウンドプレーヤーになるためにおすすめは「WILSON プロスタッフ97CV」。フェイスサイズが97インチ、重さが315g、バランスポイントが310mmのラケットです。重さが315gと少し重いですが、バランスポイントが手元寄りにあるので、振り抜きやすく、操作性の高いラケットです。柔らかい打球感がありつつ、面の安定性もしっかりとしているのでコントロールもしやすいラケットです。面の安定性が高いので、ネットプレーの時にも相手のボールに押されることなくしっかりと弾き返すことができます。ストロークだけでなく、ネットプレーも使ってオールラウンドにプレーをしたい方におすすめのラケットです。
もう1本は「Tecnifibre T-ファイト300XTC」フェイスサイズが98インチ、重さが300g、バランスポイントが320mmのラケットです。ボールをしっかり弾いて飛ばしてくれるので、ストロークでのボールコントロールもしやすく、ボレーでも相手のボールに押し込まれることなく返球することができます。操作性も高く、面の安定性も高いので、オールラウンドなプレーの手助けしてくれるラケットです。重さも比較的軽いラケットですので、オールランドにプレーをしたい男性だけでなく、女性の方にもおすすめのラケットです。
(監修:テニスコーチ 澤田和人/取材協力:ウインザーラケットショップ )
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