コパ・アメリカ2019特集
スピードとパワーを前面に押し出して
エクアドル代表分析――現地記者が明かす

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昨夏に復帰したゴメス監督の下で再建モードに入ったエクアドル代表。堅守速攻が伝統的なスタイルだ
昨夏に復帰したゴメス監督の下で再建モードに入ったエクアドル代表。堅守速攻が伝統的なスタイルだ【Getty Images】

 ウルグアイ戦、チリ戦と連敗を喫したエクアドル代表だが、他のグループの結果によりグループステージ突破へ望みをつないだ。勝利が絶対条件なのは対戦相手の日本も同じ。ベスト8の最後の椅子をかけた直接対決は激しいバトルとなりそうだ。スピードとパワーを前面に押し出したサッカーで勝ち点3をもぎ取れるか。

堅守速攻が伝統的なスタイル

 スペイン語で「赤道」を意味する国名が示すように、エクアドルは赤道直下に位置する人口約1700万人の国だ。ユニホームが国旗と同じ黄色、青、赤の三色で構成されていることから、代表チームは「トリコロール」と呼ばれる。


 長い間、南米では弱小国と見られていたが、2002年W杯予選でブラジルを倒すなど快進撃を演じ、最終的にブラジル、ウルグアイなどを抑えて望外の2位に入り(首位はアルゼンチン)、初めて本大会の出場権を勝ち取った。このときにチームを率いていたのが、昨年8月に再任した現監督のエルナン・ダリオ・ゴメスである。チームをW杯本大会に導くという歴史的偉業を成し遂げたコロンビア人監督は、外国人でありながら国民的英雄のごとく扱われ尊敬を集めている。


「トリコロール」は06年、14年にもW杯本大会出場を果たし、06年大会ではグループステージを突破してベスト16に入る大健闘を見せた。もはや弱小国というレッテルは過去のものと言っていい。


 だが、18年大会の予選では無残にも8位に沈み、国民の失望を買った。これを受けてゴメスを14年ぶりに呼び戻し、現在はこのコロンビア人監督の下、来年3月に始まるW杯予選に向けて世代交代を進めているところだ。

アリン・ロベルト(コベルトゥーラ・プラス局)

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