夏競馬でもロードカナロア産駒に注目! 馬券になる条件、傾向を分析
SS系に並ぶ日本競馬における主流へ
ロードカナロア産駒の芝距離別成績(〜2019/6/2)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
1800m以上になると勝率・連対率ともにやや下がる傾向にある。2400m戦の2勝はアーモンドアイのオークス、ジャパンC。日本ダービーのサートゥルナーリアは4着に敗れており、個体差はあるものの、2400mはやや距離が長いのだろう。
注目したいのが黄色で強調した1000m戦。この中で新潟の芝直線1000m戦は【4.2.1.5】で、連対率50.0%・複勝率58.3%まで上がる。昨秋の1000万下・飛翼特別では13番人気の伏兵ジョーカナチャンが勝利。同馬は今春の1600万下・駿風Sも勝利している。今年の夏競馬でもロードカナロア産駒が直線1000m戦に出走してきたら注目したい。
ロードカナロア産駒のダート距離別成績(〜2019/6/2)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
その他では1300m戦と1800m戦を除いて、複勝率30%前後となっている。2000m以上となると連対馬が出ておらず、苦戦傾向にある。
芝のレースにおけるロードカナロア産駒の母父別成績(〜2019/6/2)
表3 ※5勝以上を掲載 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
上位にサンデーサイレンスならびにその後継種牡馬が並ぶ中にあって、注目したいのがクロフネ、ファルブラヴ、フレンチデピュティ、Hard Spunといったノーザンダンサー系の馬たち。いずれも単勝回収率は100%を超えている。母父ファルブラヴからは昨秋のマイルCSを勝利したステルヴィオ、母父Hard Spunからは今年のシルクロードSを制して高松宮記念でも1番人気(4着)に推されたダノンスマッシュが出ている。
出走数ではサンデーサイレンス系が多い中でノーザンダンサー系、特に黄色で強調した母父が出走してくればアタマから狙っていきたい。